アーカイブスセレクション

創刊以来65年の歴史を持つ「鉄道ピクトリアル」と、弊社が発行していた実務者向け雑誌「電気車の科学」の、過去に掲載された記事を新資料とともに再構成したのが「鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション」です。国鉄新性能電車・民鉄の高性能車両が誕生して60余年、日々刻々と失われてゆく貴重な資料と、現在の趣味者の方には入手が難しい状況になっている当時の弊誌バックナンバーを次代に継承すべく、鉄道会社や特定のトピックごとに主に1950年代~60年代の車両・営業・ダイヤ・施設など実務担当者が執筆した記事を、新たにセレクトした写真などを交えてまとめました。「T記者」こと弊社初代社長の田中隆三をはじめとした各氏による現場訪問ルポ、弊誌の名物コーナー「質問に答える」や、細かい動向までを追っていける「読者短信」の再掲、また特集ごとの車両配置表や車両形式図に加え、当時実務に携わった方の貴重な証言を伺えるインタビュー記事なども掲載。研究派の鉄道ファンの方々にぜひ取り揃えていただきたい一冊です。

2017年

38 住友金属の台車 (2017年10月号別冊)

B5判152ページ 定価1550円(本体1435円)

「鉄道ピクトリアル」1985年1月号から1988年9月号にわたって連載された、当時住友金属の設計部門で実際に台車の設計に携わられていた鈴木光雄氏の執筆による、日本を代表する鉄道用台車のブランド、住友金属製台車について、写真や図面を交えて軸箱支持・駆動方式別にその発達を追いながら各形式を解説した記事、全36回を再掲・再構成し収録。

■付章 国鉄・JRおよびメーカー別の台車リスト


37 63・73形電車の時代 1950~70 (2017年4月号別冊)

B5判164ページ 定価1550円(本体1435円)

戦時中に極端な簡易設計と資材節約で「決戦電車」として誕生、終戦直後の混乱した国電輸送と、桜木町事故を乗り越えて、装いも新たに形式を改め、今に続く20m4扉通勤形電車の礎を築いたモハ63・モハ73形について、戦後復興期の輸送事情をはじめ63形の誕生、形式概要、桜木町事故についての当時の詳報とそれをふまえた対策・改造、73形への改良、鋼体化、1970年代のリニューアルなどについて、当時の鉄道ピクトリアルと「電気車の科学」掲載記事を再構成し収録。

■巻頭記事 あの頃の通勤電車(石本祐吉)