アーカイブスセレクション

2010年

19 私鉄車両めぐり 関西 (2010年12月号別冊)

B5判168ページ定価1572円(本体1429円)

かつて鉄道ピクトリアルの人気シリーズとして、1960年代の地方私鉄の車両群を実地調査により紹介し、車両研究史上の金字塔として現在でも各種文献の参考資料の筆頭に挙げられる「私鉄車両めぐり」の関西編を再録。加悦鉄道、水間鉄道、淡路交通、御坊臨港鉄道、有田鉄道、北丹鉄道、別府鉄道、野上電鉄、江若鉄道、近江鉄道の各路線の概要と車両を紹介、その他紀州鉄道の誕生や姫路市営モノレールについての考察記事も収録し、今では姿を消した路線、また現存している路線でも見ることができない個性豊かな車両群について、当時の貴重な写真を交えて振り返る。


18 国鉄ローカル線 1960~70 (2010年3月号別冊)

B5判164ページ定価1572円(本体1429円)

1960年代後半から70年代前半にかけ、モータリゼーションの進展で徐々に赤字問題が顕在化しつつあった全国の国鉄ローカル線について、その全体像・問題の論点と代表的な各路線の実地レポによる解説を当時の記事から選んで紹介。「赤字83線」から特定地方交通線選定へと進む廃止への流れが決定的になる直前、趣味的にも多彩な車両が行き交っていた全国各地のローカル線を、沿革、歴史、輸送量・収支といった当時の現状と将来の見通しについて解説し、地域の足としての重責を担っていた往時の姿を偲ぶ。

■巻頭記事 1970年代の国鉄ローカル線(山田俊明)
■巻末付録 1971年版国鉄線区別収支係数 1968年「赤字83線区」のその後