メモ帳

2011年12月のメモ帳

12月1日
■JR東日本が石巻─仙台間直通快速の運転開始 石巻線,東北線経由で直通するノンストップ快速列車の運転開始.列車は仙台への通勤,通学の利便性向上を目的に朝の上り1本設定(6時43分発7時59分着).
■阪堺電気軌道 阪堺線開通100周年で記念セレモニー
12月3日
■運転再開 JR東日本 只見線会津宮下─会津川口間.JR西日本 紀勢線紀伊勝浦─新宮間.
12月5日
■秋田内陸縦貫鉄道に新社長就任 公募に63人が応募し,酒井一郎氏(63歳)が選ばれた.
12月7日
■JR東日本が強風時運転規制に新手法を導入へ 安全対策の一環として,車両が風から受ける力を適正に評価して運転規制を行う新手法を本年度中に羽越線と京葉線の2線区4区間で導入すると発表.車体長20mの範囲内に風速計を3基設置して,より的確な運転規制を実施,防風柵の設置や風速計の増設にも取り組みさらなる安全性向上を図る.
■東京地下鉄豊洲駅でレールに挟まれ作業員死亡 2時10分頃,東京地下鉄有楽町線豊洲駅構内で線路の交換をしていた作業員の男性4人が吊り上げたレールと壁の間に挟まれ,60代の作業員1人が死亡,3人が軽傷を負った.この事故で有楽町線は,始発から8時30分頃まで新木場─銀座一丁目間で運転を見合わせるなど約8万人に影響が出た.
12月8日
■JR東海・JR西日本・阪急電鉄 新設する「新大阪駅北口」を2012年8月22日供用開始すると発表
12月10日
■伊豆急行開業50周年イベント 伊豆高原,伊豆急下田両駅で記念イベント開催.
12月12日
■京阪電気鉄道13000系を投入すると発表
12月13日
■JR北海道が北海道新幹線開通時に函館─新函館間を電化へ
12月15日
■JR東日本が久留里線にキハE130形を導入すると発表
■JR東海が身延線を2012年3月末までに全線で運転再開すると発表
■JR東海 在来線車両による鹿対策を発表 車両先頭部に装着し列車に衝突した鹿を線路外に押し出すスポンジゴム製の「衝撃緩和装置」を開発したと発表.衝突件数の多い紀勢線の特急「ワイドビュー南紀」の先頭車両に2012年5月から取り付ける予定.
■フリーゲージトレインJR予讃線で耐久走行試験開始 10万kmをめどに1年間試験を行う予定.
12月16日
■JR7社が2012年3月17日ダイヤ改正の概要を発表
■地下鉄九段下駅の壁撤去工事開始 東京地下鉄半蔵門線九段下駅と都営新宿線同駅のホームを隔てるコンクリート製の壁の撤去工事を開始した.
12月19日
■JR西日本と関西私鉄5社節電対策始める 関西電力の節電要請を受け,管内の駅や車内,オフィスでの取り組み開始.JR西日本は自動発券機,自動改札機の一部を停止.
近鉄は車内暖房を例年の22度より2~3度引き下げ,阪急は車両整備拠点の一部の操業開始時刻を1時間早める.
■JR東日本など「JR大塚駅南口ビル」起工式 2013年秋開業予定.
■ブルトレがマレーシアで再出発 記念式典開催 マレーシアで“第二の人生”を送るのは「富士・はやぶさ」(東京─大分・熊本間)で使用された車両.JR九州・JR西日本が無償譲渡した.「マラヤンタイガー」と名を変えマレーシア東海岸線720kmを走る.
12月21日
■運転再開 JR東日本常磐線原ノ町─相馬間
■JR東海「のぞみ」停車駅にホームドア 10年後をめどに新型可動柵を東海道新幹線6駅に設置することを山田佳臣社長が会見で発表.東京駅14番線,新設工事中の新大阪駅27番線には先行して2013年3月までに設置する.
■函館─新函館間の経営分離に函館市長が同意表明 北海道新幹線の札幌延伸に伴い並行在来線として函館─小樽間がJR北海道から経営分離される問題で,函館市の工藤寿樹市長は経営分離に同意すると表明した.
12月24日
■西武新宿線で脱線事故7万人に影響 16時39分,西武新宿線東村山駅構内で西武園発西武新宿行き上り列車(8両編成)が脱線し同駅ホームで停車した.乗客約450人にけがはなし.この事故の影響で同線小平─所沢間と西武園線は終日運休,上下線191本に遅れや運休が発生し約7万2千人に影響.
■政府が2012年度予算案を閣議決定,鉄道局関係は1,051億円 国土交通省関係は4兆5,476億円で2011年度当初予算に比べ9%減.鉄道局関係の予算額は震災復旧・復興対策費を含めて本年度より6%多い1,051億500万円で,整備新幹線やフリーゲージトレイン,三陸鉄道の早期復旧などに取り組む.
12月26日
■JR北海道旭川新駅舎グランドオープン 1年前から新駅舎は使用されていたが全面ガラスの南北の壁や新コンコースがお目見えした.
■JR西日本・山口市 新山口駅舎橋上化工事の安全祈願祭実施 2017年春完成予定.
12月27日
■「第3回JR気仙沼線復興調整会議」開催 JR東日本が気仙沼線のBRT(バス・ラピッド・トランジット)による仮復旧を沿線自治体に提案した.
12月29日
■東武鉄道100系「スペーシア」リニューアル

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2011年11月のメモ帳

11月1日
■JR東日本東北線平泉駅リニューアル 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録に伴うもの.
11月2日
■東京地下鉄・東京都九段下駅の壁撤去などサービス一体化の施策合意 東京地下鉄と東京都交通局は,サービス一体化に向けた具体的な施策で合意し実施内容を公表.
2013年3月までに両社が乗り入れる九段下(半蔵門線と新宿線)のホームを隔てる壁を撤去する.新宿線岩本町と日比谷線秋葉原を乗換駅として追加指定,併せて両社の駅が離れている市ケ谷と春日の改札システムを今年度中に改修する.
■JR西日本が紀勢線紀伊勝浦─新宮間12月3日運転再開を発表
11月3日
■三陸鉄道復旧へ起工式 東日本大震災で約3分の2の区間が不通となった三陸鉄道の復旧工事の起工式と安全祈願祭を,着工区間の岩手県野田村で開催.今年度中に北リアス線の陸中野田─野田玉川間(4.0km)を復旧予定.
■京王3000系12月引退で「ありがとう3000系フェスタ」開催 12月4日まで.
11月6日
■JR西日本・京阪が東福寺駅ホームに乗換口新設 隣接するJR奈良線,京阪電気鉄道の東福寺駅ホームに乗換口を新設し,連絡通路・階段を使わずスムーズな乗り換えが可能となった.
■京成電鉄 新形スカイライナーのブルーリボン賞授賞式開催
11月8日
■JR東日本 10月期の鉄道営業収入が震災後初の前年比プラス 定期,定期外とも前年実績を超え全体で102.1%.
11月12日
■山陽新幹線が信号系の異常で3時間ストップ 7時13分頃,山陽新幹線広島─徳山間で信号系統にトラブルが発生し,JR西日本では広島─博多間の上下線の運転を2時間半~3時間見合わせた.山陽・九州新幹線の直通列車を含む計15本が運休,上下計58本が遅れ,約3万人に影響した.
11月13日
■JR西日本が台風12号による新宮駅留置車両を京都総合運転所に回送 紀勢線が一部不通のため新宮駅に留置されていた特急車両(283系6連1編成,381系6連2編成)を,12~14,19,20日,関西線,東海道線等を経由して京都総合運転所に回送した.
■JR東日本が「DL・SL宮城・石巻復興号」運転 12,13の両日,東北線仙台─石巻線石巻間で運転.仙台─小牛田間はDE10,小牛田─石巻間はC11325が旧形客車3両を牽引した.
11月14日
■JR東海身延線西富士宮─内船間運転再開
11月15日
■JR東日本仙台支社が小牛田経由で石巻─仙台間上り直通快速を12月1日から運転すると発表
■JR九州大分駅ビル開発の概要を発表 地下1階,地上9階建ての商業施設と22階建てのタワーで構成.2015年開業予定.
11月16日
■JR西日本が積雪計測装置など増設し雪害対策強化 昨冬の記録的な大雪を受け,年内をめどに積雪量の計測装置や監視カメラを駅,沿線に増設するなど雪害対策を強化すると発表.
11月18日
■JR東日本東北新幹線から200系引退 1982(昭和57)年の東北新幹線開業時から運用してきた200系新幹線電車が,18日を最後に定期運用から引退.19日からE2系に置き換えられる.上越新幹線では引き続き「とき」「たにがわ」を200系で運転.
11月19日
■JR東日本が一ノ関─北上間に「SLがんばろう岩手号」運転 東北線一ノ関→北上間でC61 20が旧形客車5両を牽引する「SLがんばろう岩手号」を運転.復路はDE10形2両が牽引し「DLがんばろう岩手号」となった.20日も運転.
■JR貨物が小ロット用のボックス便開発,テスト輸送開始 新商品「JRグリーンロールBOX便」を開発,東京路線トラック協会各社で週末に発生する貨物をロールボックスに仕立て,コンテナにボックスごと積み込み,東京貨物ターミナル─福岡貨物ターミナル間を列車輸送する.
11月21日
■JR東海がリニア中間6駅の建設費全額負担へ
11月23日
■JR北海道旭川新駅舎グランドオープン 1年前から新駅舎は使用されていたが全面ガラスの南北の壁や新コンコースがお目見えした.
■JR西日本・山口市 新山口駅舎橋上化工事の安全祈願祭実施 2017年春完成予定.
11月25日
■JR北海道社長に小池会長復帰 JR北海道の株主総会が開催され,中島尚俊社長の死去で空席となっていた代表取締役社長に,小池明夫会長(65)が復帰することが承認された.なお,代表権のない会長には,柿沼博彦副社長(68)が昇格した.
■仙台臨海鉄道が本線と西港線の運転再開 東日本大震災後全線で運休していた仙台臨海鉄道が,本線(陸前山王─仙台港間4.2km)と西港線(仙台港─仙台西港間2.5km)で8カ月半ぶりに営業運転を再開.キリンビール仙台工場の操業再開に合わせコンテナ列車の運転を始めたもので,同工場の専用線も復旧した.
11月27日
■JR東日本が陸羽東線で「SL湯けむり復興号運転」 26日小牛田─新庄間,27日新庄─小牛田間でC11が旧形客車3両を牽引して運転.
■「東京スカイツリータウン」一部報道公開
11月28日
■東急「渋谷ヒカリエ」商業エリア4月26日開業を発表 東京急行電鉄は,劇場などの文化施設や商業施設などで構成する渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」のうち,地下3階~8階の商業エリア部分を2012年4月26日に開業すると発表.

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2011年10月のメモ帳

10月1日
■仙台空港鉄道全線で運転再開
■静岡鉄道15年ぶりダイヤ改正 15年ぶりに急行が復活する.
■JR東日本が品川駅で大規模線路切替工事実施 JR東日本は1日未明から2日早朝にかけて,品川駅と車両基地を改良する線路切替工事を実施.同駅東京方で異常時に対応する折返し設備を設けるため,第3~第5ホームの東京方を海側に移動し配線を変更.また東京方の旧東京機関区などを整備し車両基地を新設する.2015年3月完成予定.
10月2日
■JR東日本が信越線関山─直江津間開業125周年で記念SL列車運転 往路の1日は長岡─直江津間,復路の2日は新井─長岡間をC57 180号機が12系客車7両を牽引し運転.
10月4日
■東京地下鉄有楽町線・副都心線が8時間不通 小竹向原駅付近で8時55分ごろ,信号故障が発生し両線で運転を見合わせた.原因はトンネル内の線路脇の壁からコンクリート片(重さ約700kg)が落下し信号ケーブルを切断したため.9時前から17時過ぎまで不通となり,直通運転する西武有楽町線も運転を中止し計24万人あまりに影響した.
■南海電気鉄道 高野線橋本─紀伊清水間が運転再開 台風12号に伴う豪雨により橋梁の一部流失などで不通となっていた同区間(3.1km)が29日ぶり運転再開.
■JR東日本など7社が共同で海外向け鉄道コンサル会社を11月設立 同社とJR西日本,東京地下鉄,JR九州,JR貨物,東急,京阪の7社が,海外に向けて鉄道コンサルティングを行う会社「日本コンサルタンツ(JIC)」を11月1日,共同で設立すると発表.
10月5日
■東京地下鉄銀座線用新形車両1000系報道公開
10月8日
■JR九州 熊本─三角間に観光特急「A列車で行こう」運転開始
10月10日
■JR東日本 常磐線久ノ浜─広野間運転再開
■JR東日本 「ATACS」使用開始 区間は仙石線あおば通─東塩釜間.
10月11日
■十和田観光電鉄 路線廃止を表明
■JR東海が紀勢線熊野市─新宮間運転再開 台風12号の影響で井戸川橋梁が大きな被害を受けたことなどで運休し,代行バスの運転をしていた同区間が通常ダイヤでの運行を開始した.
10月12日
■JR貨物が東北発着列車を秋冬に増強 JR貨物が本年度秋冬繁忙期(10~12月)に,東北地方発着の輸送需要が増加していることから,季節物資などに対応し同地方発着列車を増強.臨時列車の運転や休日運休列車の復活運転を実施する.
10月13日
■JR東海が在来線41駅ホームに非常通報灯など設置へ 在来線の名古屋,岐阜,静岡,浜松など41駅ホームに,非常通報灯と非常停止押しボタンを増設するとともに新たに警報音装置を設置すると発表.2013年度末までに順次使用開始する.
10月14日
■JR旅客6社が冬臨計画発表 冬の臨時列車運転計画(12月1日~2月29日,91日間)を発表.需要減を見込み増発本数を新幹線3,708本(前年同期比89%),在来線5,150本(87%)としたが,年末年始期間は前年並みを確保した.
■JR東日本磐越西線全線運転再開 馬下─津川間が運転再開.
10月18日
■JR西日本が321,207系車両に225系採用の大型つり手採用 京阪神エリアを走る321系,207系車両にみやすい225系採用と同型の大型つり手を導入すると発表.19日から順次設置を進める.
■JR東日本「リゾートしらかみ」乗客100万人達成
10月20日
■新幹線300系2012年春引退へ
■JR北海道が特急グリーン車座席をリニューアル 対象は特急「スーパー北斗」用のキハ281系4両,特急「北斗」用のキハ183系5両,特急「スーパーおおぞら」等のキハ283系7両の16両.2013年3月まで施工予定.
10月21日
■JR東日本 常磐線原ノ町─相馬間年内運転再開へ
10月23日
■JR北海道 函館線野幌駅付近連続立体交差事業が完成,記念式典開催
10月24日
■西大井でタクシーが横須賀線線路に転落,列車と衝突 19時50分頃,東京都品川区西大井4丁目のJR横須賀線西大井─武蔵小杉間の金子跨線橋付近からタクシーがフェンスを突き破って約7.5m落下,走行中の千葉発横須賀行き普通電車(15両編成)と衝突した.タクシーの運転手(73)と男性乗客(56)は骨折の重傷(運転手は翌日死亡),乗客1,500人にけが人はなかった.この事故で横須賀線は東京─大船間で25日0時30分頃までストップした.
10月27日
■JR東日本が東急車輛の鉄道車両製造事業経営権取得へ
■JR東日本が年度内に仙石,石巻線2線区の運転再開へ
■国土交通省 軌道可変電車についての評価発表
10月28日
■JR東日本が船橋駅のリニューアルを発表
10月29日
■JR北海道の特急「旭山動物園号」が利用者20万人突破 4年6カ月での達成.
■東京地下鉄16000系ローレル賞贈呈式開催
10月30日
■JR九州 熊本総合車両所一般公開 一般公開イベント「新幹線フェスタin熊本」を開催.
10月31日
■JR東日本が千葉駅舎建替起工式 新駅舎と駅中商業施設は2016年夏頃,新駅ビルは2017年春頃開業予定.

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2011年9月のメモ帳

9月1日
■IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道 盛岡─青森間開業120周年でイベント開催
■南海 新形特急12000系運転開始 愛称は「サザン・プレミアム」.
9月2日
■野田佳彦新内閣が発足,国交相は前田武志氏 野田佳彦氏(54歳,千葉4区,当選5回)を首相とする民主党と国民新党による連立内閣が発足.国土交通大臣(海洋政策担当)には,前田武志氏(73歳,参院比例区,衆参当選6回)が就任.
9月5日
■台風12号紀伊半島を直撃 台風12号は四国,中国地方を通過し日本海に抜けたが,4日夜までに和歌山,奈良,三重3県で27人が死亡し,52人が行方不明になっている.
気象庁によると4日まで3日間の雨量は奈良県上北山村で1,652mm,十津川村で1,303mm.いずれも観測史上最大.
■仙台空港鉄道の一部資産を宮城県が買い取りへ 宮城県の村井嘉浩知事は記者会見で,第三セクターの仙台空港鉄道を支えるため,県が駅舎や橋脚などの資産を85億円で買い取ると表明.
9月6日
■北海道で大雨,JR北海道も運休相次ぐ JR北海道は石勝線札幌─帯広・釧路間の特急を終日運休.函館線,日高線などでも一部の特急,普通列車の運転を取り止めた.
■台風12号の被害は紀伊半島だけで死者48人,行方不明者56人
9月7日
■国土交通副大臣に松原,奥田氏 国土交通副大臣は民主党の松原仁,奥田建の両衆院議員.政務官には,同党の津川祥吾,津島恭一の両衆院議員,室井邦彦参院議員が就任.津川氏のみ再任.
■JR四国牟岐線日和佐─牟岐間運転再開
9月9日
■政府が電力使用制限を終了 政府は東京電力と東北電力管内で実施してきた法律に基づく電力使用制限を終了した.
9月11日
■JR東海が新大阪駅大規模線路切替工事を実施 新大阪駅の大規模改良工事を進めているJR東海は,未明から早朝にかけ線路切替工事を実施した.今回の工事は切替線路延長約1.1kmのうち3カ所で,計約340mの区間が対象.
9月12日
■JR東日本が11月から東北新幹線にE5系3編成を増投入を発表
■九州新幹線博多─熊本間38%増 JR九州が,九州新幹線鹿児島ルートの開業6カ月間の利用実績を発表.前年の在来線特急利用等と比べ博多─熊本間が38%増,熊本─鹿児島中央間が64%増.
9月14日
■JR西日本 来春ダイヤ改正で山陽・九州新幹線直通列車を増発すると発表 「みずほ」「さくら」の相互直通用車両を10編成追加する.
■JR西日本が尼崎など3駅に列車折り返し設備を新増設すると発表 東海道・山陽線尼崎,吹田,灘の3駅に設置.尼崎は延伸,他の2駅は新設.尼崎は2012年1月,吹田は同2月,灘は同3月完成予定.
9月16日
■国土交通省人事 事務次官に宿利審議官 竹歳誠国土交通事務次官の後任に宿利正史国土交通審議官(大分県出身,59歳)が就任.
■JR北海道が国土交通省に報告書提出 JR北海道は,一連のトラブルにより国土交通省から受けた事業改善命令に対する改善措置をまとめた報告書を提出した.同時に「安全性向上のための行動計画」も報告.小池明夫会長が同省に赴き津川政務次官に手渡した.
■JR東日本飯山線十日町─森宮野原間運転再開
9月17日
■JR西日本紀勢線白浜─串本間運転再開
9月21日
■台風15号が首都圏の帰宅ラッシュを直撃 本州を縦断した強い台風15号の影響で各地の交通網が寸断され,首都圏では帰宅ラッシュ時間と重なり一時各駅は人であふれた.
■リニア山梨実験線 先行区間で最後の走行試験終了
9月23日
■JR東日本 東北新幹線が196日ぶり通常ダイヤに復帰
■24時間以内に列車移動で3,072km達成 東北新幹線ダイヤ正常化に合わせ,北海道の稚内駅を22日に出発したトラベルライター白川淳さん(47)が,鹿児島中央駅に無事到着,3,072km縦断に成功.米国人が持っていた「24時間以内に列車で移動した最長距離」の従来の記録2,969kmを破り新記録となった.白川さんはギネスに申請する.
9月26日
■JR西日本美祢線が運転再開 2010年7月の豪雨の影響で全線が不通となっていた美祢線(厚狭─長門市間46.0?)が1年2カ月ぶりに運転再開.
■JR西日本紀勢線串本─紀伊勝浦間運転再開
■JR西日本・JR四国 高松と坂出駅でICOCAサービスを来春開始すると発表
■JR東日本横手駅橋上駅舎使用開始
■臨海鉄道協議会が総会,10社輸送量3年連続減少
9月27日
■中国 上海の地下鉄で追突事故 14時50分頃,中国上海の地下鉄10号線豫園─老西門間で追突事故が発生し284人(28日発表)が負傷した.
9月28日
■JR東日本が東京駅丸の内駅舎の内部を報道公開
9月29日
■JR東海 新型可動柵の技術開発について発表
9月30日
■JR貨物が災害廃棄物輸送を実施 東京都・岩手県・東京都環境整備公社が「災害廃棄物の処理基本協定」を締結.先行事業として10月下旬~11月下旬にJR貨物が宮古市の混合廃棄物1,000tを鉄道コンテナで輸送する.処理経費は岩手県が負担する.
■JR東海が三島に「総合研修センター」開所
■小田急電鉄「F-Train」運転終了

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2011年8月のメモ帳

8月1日
■鉄道友の会 島秀雄記念優秀著作賞に本誌の2作品決定
8月3日
■小田急電鉄「F-Train」運行開始
8月4日
■JR東日本上越線小出─六日町間運転再開
■JR西日本「くろしお」用287系公開
8月5日
■JR東海が中央新幹線長野県内分を発表 6月に公表した中央新幹線(東京都─名古屋市間)の計画段階環境配慮書のうち,公表を見送っていた長野県内分を発表.ほぼ直線で東西に横切る概略ルートとともに,中間駅は天竜川右岸(西側)の平地部(飯田市近く)とする概略位置を示した.
8月7日
■JR東日本只見線会津坂下─会津宮下間運転再開 列車はすべて会津若松に発着.
8月8日
■JR東日本八戸線階上─種市間運転再開
8月9日
■植民地期の旧ソウル駅復元 韓国ソウルの玄関口ソウル駅の旧駅舎が,1925年の創建当初の姿に復元され開館式.日本の植民地支配期にできた赤レンガの壁とドーム屋根の近代建築だが,文化体育観光省が検討の結果復元を決め,文化芸術活動の場として駅の機能を残しながら活用する.
8月10日
■国土交通省1日10万人以上利用の駅のホームドアを優先設置する指針を決定
■JR西日本が国内初のミリング式レール削正車導入 レール折損防止対策として,ミリング式レール削正車を導入し,姫路市の御着基地構内で報道公開.作業時間を大幅に短縮でき,9月以降京阪神エリアで運用を開始する予定.
■JR東日本が内房線佐貫町─上総湊間に防風柵 強風による輸送障害の低減を図るため,内房線佐貫町─上総湊間の海側に防風柵を設置すると発表.2011年秋着工し2012年春使用開始の予定.
8月11日
■JR東日本只見線小出─大白川間運転再開
8月12日
■大井川鐵道井川線運転再開 2010年8月28日より台風の被害のため千頭─奥泉間で運休していた.
8月16日
■JR九州が10月8日から熊本─三角間に観光特急を運転すると発表 10~12月に開催される「南九州DC」に合わせて,10月8日から観光特急「A列車で行こう」を運転.また,熊本(鹿児島線)─三角(三角線)間の愛称は「あまくさみすみ線」に決定した.
8月19日
■JR旅客6社が夏期間の利用状況を発表
8月21日
■JR東日本磐越西線津川─野沢間運転再開
■JR九州 鹿児島線が竜巻で運休や遅れ 6時30分頃福岡市内で発生した竜巻の影響で,鹿児島線竹下駅の工事現場の足場が崩れ,上下線で運転を見合わせたが11時30分過ぎ運転再開.特急を含む上下計176本に運休や遅れが発生,3万5千人に影響.
8月24日
■JR6社が秋臨運転計画を発表 JRグループ旅客6社が秋季(10月1日~11月30日)の臨時列車運転計画を発表.需要減少に加え2010年12月の東北新幹線全通,3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業で定期の新幹線本数が増加したことから,臨時列車の設定本数は前年比86%の4,678本,うち新幹線は82%の2,035本となった.
■JR西日本 美祢線が9月26日に運転再開すると発表 2010年7月の豪雨により不通となってから約1年2カ月ぶりに全線で運転再開する.
8月25日
■JR東日本が蓄電池駆動「NE Train スマート電池くん」を改良し報道公開
■大手民鉄16社の平成22年度鉄軌道部門実績および平成23年度設備投資計画がまとまる
8月26日
■関東地方で局地的豪雨東海道新幹線など止まる 関東地方は午後大気が不安定となり,局地的に1時間80~90mmの雨が降るなど記録的な豪雨となった.東海道新幹線は東京─新横浜間,三島─静岡間などで断続的に運転を見合わせ10万人以上に影響した.
■JR東日本 小出駅新駅舎使用開始
8月27日
■近畿地方で局地的豪雨新幹線止まる 大阪市で16時に1時間77.5mmの観測史上最多の雨量を観測.東海道新幹線は18時頃から米原─京都間で上下線で運転を見合わせた.
■七尾線が電化20周年でセレモニー JR西日本七尾線(津幡─和倉温泉間59.5km)が1991年の電化開業以来20周年で七尾駅で記念セレモニー.
■リオ観光名物路面電車脱線5人死亡 ブラジルのリオデジャネイロで,都心部と小高い丘にあるサンタテレザ地区を結ぶ路面電車が脱線,斜面を50mほど滑り落ちて電柱に激突し,運転士を含む5人が死亡,57人が負傷した.
8月29日
■JR東海「リニア・鉄道館」が第11回ブルネル賞受賞 鉄道関連施設部門の奨励賞を受賞.
■JR東日本 中央・総武線など電力制限ダイヤから通常ダイヤに復帰 「夏の特別ダイヤ」で運転していた中央・総武線各駅停車(三鷹─千葉間)と武蔵野線(府中本町─東京間)を通常ダイヤに戻した.
8月30日
■仙台空港鉄道 10月1日に全線で運転を再開すると発表

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2011年7月のメモ帳

7月1日
■国土交通省が大規模な機構改革「公共交通政策部」などを設置 国土交通省が2001年発足以来初めての大規模な機構改革を実施.航空・交通関係では総合政策局に「公共交通政策部」を設置.また高速鉄道などの国際展開に「国際統括官」(局長クラス)を置き,日本の技術輸出に国が主導的役割を果たす.
■駅名改称 富士急行富士吉田を「富士山」に改称.神戸新交通ポートアイランド線市民病院前が「みなとじま」,先端医療センター前が「医療センター」,ポートアイランド南が「京コンピュータ前」に改称.
■「Suica」「PASMO」電子マネー1日利用250万件突破
■由利高原鉄道公募の新社長が就任 由利高原鉄道(羽後本荘─矢島間)の社長に,春田啓郎氏(東京都出身59歳)が就任.
7月2日
■群馬DC初の週末で高崎駅にSL3両集結し同時出発 JR高崎駅を9時56分,C61 20+C57 180重連牽引の「SLググッとぐんまみなかみ号」(水上行き)とD51 498牽引の「SLググッとぐんま碓氷号」(横川行き)が乗客700人を乗せ,約2000人のファンに見送られ同時出発,1.3km併走した.
7月3日
■JR北海道が北見─知床斜里間で「SLオホーツク号」運転 2・3日の両日釧網線北見─知床斜里間(90.3km)で運転.同区間の蒸機走行は36年ぶり.
7月4日
■座席にヘビ 東海道新幹線止める 8時55分頃,新大阪─京都間を走行中の東京行き「こだま642号」の3号車座席に体長約1mのヘビがいるのを車掌が発見,米原駅で捕獲した.列車は同駅で運転を打ち切り,乗客約200人は後続の列車に乗り換えた.
7月5日
■JR東日本山手線ホームドア本年度から本格着工,2013年度までの完成予定駅を発表
2012年度大崎,池袋.2013年度大塚,巣鴨,駒込,新大久保,目白,高田馬場,田町.2014年度以降は,大規模改良が予定される新橋,渋谷,新宿,東京を除き29駅全体の工事完了を2017年度末と見込む.
7月6日
■京王電鉄が下北沢駅除く全駅でバリアフリー化完了 京王線,井の頭線全68駅(下北沢を除く)でバリアフリー化を6月末までに完了したと発表.
7月7日
■小田急電鉄新宿駅急行ホームに可動式ホーム柵設置 7月中に新宿駅地上急行ホーム(4,5番ホーム)に可動式ホーム柵(それぞれ約210m)設置工事に着手,使用開始は2012年9月の予定.
7月9日
■JR東日本が東北新幹線のダイヤを変更 徐行運転を行っていた那須塩原─盛岡間のうち,那須塩原─福島間と一ノ関─盛岡間で徐行を解除,これにより運転ダイヤを「特別ダイヤ」に変更.運転本数は17本増の161本(震災前比96%),所要時間は東京─新青森間で約30分短縮された.
7月11日
■JR本州3社・大手私鉄駅員への暴力事件昨年度868件
■PiTaPa」会員200万人突破
7月12日
■運転再開 鹿島臨海鉄道新鉾田─大洋間.
7月13日
■第三セクター等協議会が総会開催
■R貨物がHD300形量産車を新製
7月14日
■JR東海来春開業の新駅名は「相見」 JR東海は東海道線幸田─岡崎間に来春開業予定の新駅名称を相見に決定したと発表.新駅は幸田から3.1km,岡崎から4.3km.2面3線の橋上駅舎.
7月15日
■三陸鉄道が復興計画発表,2014年4月の全線再開目指す
7月16日
■運転再開 JR東日本仙石線矢本─石巻間.当面は気動車による運転.
7月23日
■中国高速鉄道追突・脱線事故 20時30分ごろ,落雷による停電で浙江省温州付近で緊急停車していた杭州発福州行き高速鉄道D3115(16両編成)に北京南発福州行き D301(16両編成)が追突,合計6両が脱線し追突した4両が高架橋から落下した.
死傷者数は新華社通信によると死者39人(29日に40人になったと発表),負傷者192人.
■運転再開 仙台空港鉄道名取─美田園間.ひたちなか海浜鉄道全線で運転再開.
■JR西日本「SLやまぐち号」200万人突破で津和野駅にてイベント開催
7月24日
■中国高速鉄道 転落した先頭車両を土中に埋める
7月25日
■日本機械学会機械遺産に青函連絡船など選定
■中国高速鉄道事故現場区間で運転再開
7月26日
■中国が事故車両を調査へ,埋めた車両を掘り起こす
7月28日
■JR東日本が八戸線種市─久慈間2012年度初めの再開を目指す
■JR東日本2011年度設備投資計画発表
■JR北海道岩見沢駅舎がブルネル賞受賞 国際的に優れた鉄道デザインを評価する第11回国際鉄道デザイン競技会で駅舎部門のブルネル賞(優秀賞)を受賞.
7月29日
■政府が震災復興の基本方針決定,「臨海鉄道の早期復旧」盛り込む
■JR西日本が東海道線摂津富田─茨木間の新駅について基本協定締結 新駅は摂津富田から約1.7km,茨木から約2.0kmの大阪府茨木市庄一丁目に設置.島式ホーム1面2線.工事費約60億円.2012年春着工,2018年春開業予定.
■新潟・福島豪雨で只見線会津坂下─小出間不通 29~30日の豪雨で只見線では第5・第6・第7只見川橋梁が流失,路盤流失や土砂流入が複数箇所で発生した.

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2011年6月のメモ帳

6月1日
■JR東日本首都圏159駅で新たに全面禁煙 北関東を中心に首都圏から150km圏エリアの東北線,常磐線,高崎線などの159駅.これで首都圏の全面禁煙駅は537駅となる.
6月2日
■国土交通省「石勝線事故再発防止対策協議会」開催
■運転再開 八戸臨海鉄道八戸貨物─北沼間.
6月4日
■JR東日本が上越線高崎─水上間でC61復活運転開始 JR東日本が復元を進めていた蒸気機関車C61 20が,上越線高崎─水上間で快速SL「C61復活号」として営業運転開始.高崎駅では38年ぶりの運転を記念してセレモニーが行われ,大澤群馬県知事や復元作業をドキュメンタリー撮影中の山田洋次監督らとファン約300人が集まった.
■「日光号」「きぬがわ号」253系リニューアルデビュー JR東日本と東武鉄道は,新宿と東武日光,鬼怒川温泉を結ぶ特急「日光号」「きぬがわ号」に253系1000番代を投入した.
■JR九州豊肥線熊本─宮地間に特急「あそぼーい!」(キハ183系4両編成)運転開始
6月6日
■鉄道総研と山梨県が電力貯蔵技術の研究推進で協定 リニア実験線で関わりの強い両者が,超電導などを利用した電力貯蔵技術の研究推進に関する協定を締結した.
6月7日
■JR東海が中央新幹線東京─名古屋間の長野県域を除くルートと駅位置3候補などを公表 JR東海は中央新幹線(東京都─名古屋市間)計画段階環境配慮書を公表.環境アセスメントの対象範囲として長野県域を除くルートと駅位置の概略を提示.両端のターミナル駅は地下駅で東海道新幹線と接続,沿線の中間駅は基本的に地上駅で1県1駅の原則で4駅.相模原市内,山梨県中央市付近(峡中地域),岐阜県中津川市西部を選び,長野県は地元自治体との調整後に発表.各駅とも在来線や自動車道とのアクセスを考慮している.車両基地は相模原市内と中津川市内の2カ所.同社はターミナル駅を含む建設費8兆円を出資するが,中間駅の建設費は自治体に全額負担を求めている.
■東武鉄道など「東京スカイツリータウン」の2012年5月開業と入場料を発表 「東京スカイツリータウン」を2012年5月22日に開業すると発表.また,入場料は第1展望台(350m)大人2,000円,第2展望台(450m)同3,000円.日時指定券500円増しなど.
■運転再開 鹿島臨海鉄道神栖─奥野谷浜間.
6月8日
■改正国鉄債務処理法が成立
■阪神が甲子園駅を改良,2017年春完成予定 阪神電気鉄道は,今秋から甲子園駅の改良工事に着手し2017年春完成予定と発表.
6月11日
■JR東日本が「SL津軽路号」運転 11,12日の両日,奥羽線弘前─青森間でD51 498牽引による「SL津軽路号」を各日1往復運転.「青森DC」の一環で,同区間での蒸機列車運転は13年ぶり.
6月13日
■JR東日本が来春常磐線特急に投入するE657系第1編成を公開 JR東日本は勝田車両センターで,来春常磐線上野─いわき間に投入するE657系交直流特急電車第1編成(10両)を報道公開.
■JR東海が駅ホームの点状ブロックを24駅で新タイプにすると発表 ホーム内側を表示する線状突起のある新タイプに取り換える.名古屋,岐阜,静岡,豊橋,浜松など24駅で2012年3月までに工事を終える予定.
6月15日
■JR西日本が地震対策の逸脱防止ガードを山陽新幹線に整備 山陽新幹線新大阪─姫路間に2015年中をめどに整備すると発表.
6月17日
■JR東日本が夏臨運転計画を発表 同社が夏期間中増発する上越・長野新幹線は875本で前年比98%,在来線特急・急行は1,721本で同94%.これでJR旅客6社の夏臨運転計画が出揃い,グループ全体で同82%の7,843本となった.
6月20日
■西日本大雨で運休や遅れ 熊本市で1時間61mm,宇和島市で同74.5mmなどを記録.JR四国では予讃線などで早朝から夕方まで運転見合わせ,JR西日本も紀勢線や和歌山線で部分運休が出た.
6月23日
■JR石勝線脱線事故で乗客の医療関係者8人に北海道運輸局が感謝状贈呈
■東京地下鉄運転士が運転中メール400通 東京地下鉄は,半蔵門線の運転士(36歳)が昨年9月~今年6月,乗務中に400通以上携帯電話でメールを送信していたと発表.
6月24日
■「復興基本法」施行,国土交通省が復興対策本部設置
■大雨で秋田新幹線終日運休 秋田県由利本庄市では24時間雨量が228.5mmに達し観測史上最多.秋田新幹線盛岡─秋田間は終日運休した.
6月25日
■運転再開 ひたちなか海浜鉄道那珂湊─中根間.
6月27日
■鉄建・運輸機構がJR四国多度津工場で軌間可変電車を公開
■JR東日本が東北ローカル線パス発売 東北6県のJRと民鉄11社線の快速を含む普通列車の自由席に乗車できる.連続3日間乗り降り自由で利用期間は7月1~31日.代行バスも乗車可.大人6,000円.
6月29日
■JR東日本が山手線の1両で新開発シート試験導入
6月30日
■中国北京─上海間(1,318km)高速鉄道開業
■JR東日本9月25日から仙石線でATACSを使用開始すると発表

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2011年5月のメモ帳

5月4日
■JR西日本 大阪駅ビル「大阪ステーションシティ」グランドオープン
5月6日
■ICOCA連絡定期券でJR西日本・近鉄が合意 JR西日本と近畿日本鉄道は,両社線にまたがるICカード「ICOCA」連絡定期券のサービスを来秋から開始すると発表.併せて近鉄がICOCAやICOCA定期券の発売も行う.
5月9日
■JR旅客6社ゴールデンウイーク期間中の輸送概況を発表
5月10日
■JR貨物が3月期決算で3期ぶり黒字転換
5月11日
■JR東日本が1万円で乗り放題の「JR東日本パス」を発売
5月14日
■運転再開 JR東日本常磐線四ツ倉─久ノ浜間.
5月16日
■阿武隈急行全線運転再開 最後まで不通となっていた富野─角田間が開通,全線で運転再開.
5月17日
■JR九州が三角線に2011年秋から観光特急新設と発表
5月18日
■10種の交通系ICカードが2013年春から相互利用開始 JR北海道・東日本・東海・西日本・九州など11者は,2013年春から交通系ICカードの相互利用サービスを開始することで合意したと発表.カードは「Kitaca」「PASMO」「Suica」「manaca」「TOICA」「PiTaPa」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」の10種で,全国の鉄道51事業者,バス98事業者の延べ149事業者で利用できるほか,電子マネーサービスも利用可能となる.
5月19日
■運転再開 JR東日本石巻線前谷地─石巻間.
5月20日
■JR旅客6社夏の臨時列車運転計画を発表 JR旅客6社が夏季(7月1日~9月30日)の臨時列車運転計画を発表.今回はJR東日本とJR九州分を除いた数値(直通新幹線は含む)が示され,増発本数は新幹線2,121本(前年同日比75%)在来線特急・急行1,181本(52%)の合計3,302本(65%).定期列車を含めた総本数は10万6,500本(99%).
5月21日
■JR東日本が「SL会津只見10周年号」を1往復運転 22日も.
5月22日
■富山駅連立事業の安全祈願祭と起工式 富山県が進める富山駅付近連続立体交差事業の安全祈願祭と起工式が現地で.同事業でJR線(北陸線,高山線)約1.8km,富山地方鉄道線約1.0?が高架化.
5月23日
■東急が大井町線新ダイヤ開始 平日の日中時間帯と土休日に大井町線の急行運転再開.再開する急行はすべて田園都市線長津田まで乗り入れる.
■JR東日本が品川に「東京支社技術訓練センター」開所
5月24日
■鉄道友の会ブルーリボン賞「京成AE形」,ローレル賞「東京地下鉄16000系」に決定
■運転再開 JR貨物が常磐線土浦─日立間で貨物列車の運転を再開.
5月25日
■運転再開 鹿島臨海鉄道鹿島サッカースタジアム─神栖間.
5月26日
■三陸鉄道北から南へ「助っ人」2両を陸送 東日本大震災で,三陸鉄道北リアス線の北側に車両11両,南側には1両だけが残り,南側で運転再開している小本─宮古間(25.1km)では混雑が続いていた.26~29日にかけて久慈車両基地から2両が陸送で宮古駅に運ばれた.
5月27日
■JR石勝線トンネル内で特急全焼,240人が避難 北海道占冠村のJR石勝線清風山信号場構内の第1ニニウトンネル(全長685m)内で21時56分頃,釧路発札幌行き特急気4014D列車「スーパーおおぞら14号」(6両編成)が緊急停止,乗客約240人が徒歩でトンネル外に避難した.36人が軽傷.結局列車は全焼し,翌28日7時半頃鎮火した.この事故で,運転再開の30日朝までに上下線で52本が運休・部分運休し9千人に影響した.
■民鉄協会長に石渡京急社長 日本民営鉄道協会は定時総会で,上条清文会長(東京急行電鉄取締役相談役)の退任と後任の会長に石渡恒夫京浜急行電鉄社長の就任を承認.
5月28日
■運転再開 JR東日本仙石線東塩釜─高城町間.
■京阪電気鉄道 淀駅付近立体交差工事完成
5月30日
■JR東海が新幹線N700Aを2012年度以降投入すると発表
■JR石勝線全線運転再開
■国土交通省が全国63鉄道事業者に推進軸等の緊急点検を指示
■運転再開 JR貨物・福島臨海鉄道が常磐線日立─泉間,福島臨海鉄道泉─宮下間で貨物列車の運転を再開.
5月31日
■JR北海道が石勝線事故について発表 後ろから3両目3号車から落ちた推進軸(長さ1.1m,重さ83kg)が後方2両の燃料タンクを壊し軽油が漏れ,最後尾車両(1号車)の前部エンジン付近から出火した可能性が高いと発表.
■東日本大震災による不通区間 5月末現在で,JR東日本常磐線久ノ浜─亘理間,仙石線高城町─石巻間,石巻線石巻─女川間,気仙沼線柳津─気仙沼間,大船渡線気仙沼─盛間,山田線釜石─宮古間,八戸線階上─久慈間.三陸鉄道北リアス線陸中野田─小本間,南リアス線全線,仙台空港鉄道全線,ひたちなか海浜鉄道全線,鹿島臨海鉄道新鉾田─大洋間,神栖─奥野谷浜間.八戸臨海鉄道全線,岩手開発鉄道全線,JR貨物仙石線陸前山下─石巻港間,仙台臨海鉄道全線,福島臨海鉄道宮下─小名浜間.

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2011年4月のメモ帳

4月1日
■震災の公式名称が「東日本大震災」に
■社名変更 松本電気鉄道株式会社は諏訪バス株式会社・川中島バス株式会社と合併し「アルピコ交通株式会社」となる.
■組織改編 函館市交通局は「函館市企業局(交通部)」となる.
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 2011年度の事業概要を発表
■運転再開 JR東日本仙山線山寺─山形間,わたらせ渓谷鐵道神戸─間藤間,真岡鐵道下館─真岡間など.
4月2日
■JR西日本「直流電動機ブラシ」不足で間引き運転開始 供給の目途がついた8日に通常ダイヤへ戻る.
■運転再開 JR東日本東北線安積永盛─郡山間,鹿島臨海鉄道水戸─大洗間など.
4月3日
■運転再開 JR東日本陸羽東線小牛田─新庄間.
4月4日
■JR東日本が首都圏の特急の運転を再開 〇「JR博多シティ」が開業1カ月で来場726万人
4月5日
■運転再開 JR東日本東北線本宮─福島間,岩切─松島間など.
4月6日
■運転再開 JR東日本東北線花泉─一ノ関間,阿武隈急行梁川─保原間など.
4月7日
■JR東日本 常磐線日立駅新橋上駅舎供用開始
■運転再開 JR東日本東北新幹線一ノ関─盛岡間,常磐線勝田─高萩間,東北線福島─岩沼間,水戸線友部─小山間など.
■震度6強(M7.4)の強い余震,3新幹線など送電ストップ 23時32分頃,宮城県沖を震源とする震度6強の地震が発生.
4月8日
■余震の影響でJR東日本が3新幹線,在来線ほぼ終日運休 前夜の地震の影響でJR東日本は,東北新幹線一ノ関─新青森間,秋田新幹線盛岡─秋田間,山形新幹線福島─新庄間で安全点検のため終日運休,また東北地方の在来線についても一部区間を除き終日運休とした.
4月9日
■JR東日本南武線快速電車運転開始
4月11日
■JR東日本が7日余震後の被害と運休区間を発表 東北新幹線の被害は約550カ所(補修後再度の被害が約100カ所),在来線は約800カ所(再度被害が約300カ所).運休区間は,東北新幹線那須塩原─新青森間,東北線黒磯─安積永盛間および本宮─水沢間など.
■JR西日本大阪駅橋上駅舎が完成 南北の駅ビルを結ぶ自由通路とともに使用開始.
■JR東日本 水郡線常陸太田駅新駅舎供用開始
4月12日
■東北線福島─仙台間に「新幹線リレー号」運転 JR東日本は東北新幹線那須塩原─福島間運転再開に合わせ,東北線福島─仙台間に臨時快速「新幹線リレー号」上下16本と臨時快速(名称なし)上下6本の運転を開始した.使用車両は583系,485系,E721系.全席自由席,途中白石のみ停車.
■千葉県東方沖の地震(M6.3)で首都圏ダイヤ乱れる
4月13日
■九州新幹線全通1カ月で博多─熊本間利用30%増 JR九州は,九州新幹線の3月12日全線開通から今月11日まで1カ月間の利用実績を発表.博多─熊本間は前年の在来線特急と比べ30%増の74万6千人,熊本─鹿児島中央間は55%増の43万人.
■運転再開 4月7日の余震で運転を見合わせていたJR東日本東北新幹線盛岡─新青森間,仙山線山寺─山形間,磐越東線船引─小野新町間,阿武隈急行富野─梁川間など.
■JR貨物 グループの被害状況を発表 機関車5両,貨車178両,コンテナ約1,500個が流失または使用不能.
4月14日
■東北鉄道協会が国土交通省に「東日本大震災からの復興に関する緊急要望」を提出
4月15日
■運転再開 JR東日本東北線一ノ関─水沢間,磐越東線小野新町─いわき間など.
4月16日
■運転再開 JR東日本陸羽東線小牛田─新庄間.
4月17日
■JR貨物の宇都宮貨タ─仙台貨タ間で貨物列車の運転を再開
4月18日
■運転再開 JR東日本大船渡線一ノ関─気仙沼間.
4月19日
■運転再開 JR東日本仙石線小鶴新田─東塩釜間.
4月20日
■JR貨物・通運連盟が無賃輸送を20日受付分で終了 東日本大震災発生後の3月17日から被災自治体向け救援物資の無賃輸送を実施してきた.
4月21日
■国土交通省中央新幹線最終答申案決定
■運転再開 JR東日本東北線仙台─一ノ関間など.
■貨物列車も東北線全線で運転再開 JR貨物は,東北線仙台─一ノ関間開通に合わせ仙台貨物ターミナル─盛岡貨物ターミナル間で貨物列車の運転を再開した.
4月23日
■運転再開 JR東日本東北新幹線一ノ関─盛岡間,仙山線愛子─山寺間.
4月25日
■JR福知山線事故から6年,追悼慰霊式開催 遺族で構成する「4.25ネットワーク」とJR西日本が共同で進めてきた「課題検討会」が報告書をまとめ公表した.
4月27日
■JR3社が3月期決算発表
4月28日
■運転再開 阿武隈急行福島─瀬上間.
4月29日
■運転再開 JR東日本 東北新幹線全線.
■運転再開 JR東日本飯山線戸狩野沢温泉─十日町間,気仙沼線前谷地─柳津間.
■鉄道博物館に「てっぱくひろば」オープン

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2011年3月のメモ帳

3月1日
■駅名改称 熊本市交通局 幹線 熊本城前が「花畑町」,市役所前が「熊本城・市役所前」,水前寺線 水前寺駅通が「新水前寺駅前」,健軍線 神水橋が「神水・市民病院前」,動植物園前が「動植物園入口」,上熊本線 本妙寺前が「本妙寺入口」にそれぞれ改称.
■熊本市交通局駅ナンバリング実施 田崎橋「1」,熊本駅前「3」~健軍町「26」,上熊本駅前「B1」~西辛島町「B9」.
3月3日
■JR九州「JR博多シティ」開業
3月5日
■JR東日本 E5系「はやぶさ」運転開始
3月8日
■JR東日本が深座りの新型シートを開発
3月11日
■東日本大震災発生
3月12日
■JRグループダイヤ改正
■九州新幹線鹿児島ルート全線開業,山陽・九州新幹線新大阪―鹿児島中央間相互直通運転開始
■新駅開業 JR九州 九州新幹線 博多―新八代間に「博多」「新鳥栖」「久留米」「筑後船小屋」「新大牟田」「新玉名」「熊本」,鹿児島本線 川尻―宇土間に「富合」,長崎本線 鳥栖―肥前麓間に「新鳥栖」,関東鉄道 常総線に「ゆめみ野」が開業した.
■駅名改称 JR貨物 根室線 新富士が「釧路貨物」,帯広が「帯広貨物」,室蘭線 苫小牧が「苫小牧貨物」,函館線 五稜郭が「函館貨物」,東北線 宮城野が「仙台貨物ターミナル」,田端操が「田端信号場」,総武線 新小岩操が「新小岩信号場」,東海道線 梅小路が「京都貨物」に,明知鉄道 明知線 花白が「花白温泉」にそれぞれ改称.鹿児島本線船小屋は移設のうえ「筑後船小屋」に改称.
3月13日
■東電「計画停電」発表
3月14日
■JR東海「リニア・鉄道館」開館
■「計画停電」初日,JR東日本運行本数は2割 JR東日本では東海道線や総武快速線などが始発から全線で一時運休.首都圏で運行しているのは上越,長野新幹線(70%),山手線(全線),中央快速線,京浜東北線(一部),埼京線(一部)などで,運行本数は通常の2割程度.首都圏の大手私鉄も東京メトロを除き各社が終日または時間帯限定で運休.
3月15日
■運転再開 JR東日本東北新幹線東京─那須塩原間など.
■静岡東部で震度6強,一時東海道新幹線など止まる
■JR貨物 奥羽線運転再開で本州─北海道間輸送可能に 奥羽線秋田貨物─青森信号場間,津軽海峡線青森信号場─函館貨物間などで運転再開.関西・九州─北海道間も運転再開した.
3月16日
■運転再開 JR東日本東北線宇都宮─黒磯間,日光線宇都宮─日光間など.
3月17日
■JR貨物が長町,郡山停車列車のコンテナ貨物を救援物資に
■JR貨物・通運連盟が救援物資の無賃輸送を実施すると発表
3月18日
■運転再開 JR東日本秋田新幹線盛岡─秋田間,常磐線取手―土浦間,青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道全線など.先に復旧した日本海側の羽越・奥羽両線も合わせ,東京─新潟─青森─盛岡の鉄道輸送ルートが整った.
3月19日
■運転再開 JR東日本北上線北上─ほっとゆだ間,花輪線松尾八幡平―大館間など.
■ひたちなか海浜鉄道代行バス開始
3月20日
■新駅開業 福井鉄道 福武線 三十八社―浅水間に「泰澄の里」,ハーモニーホール―江端間に「清明」が開業した.
■運転再開 JR東日本東北線盛岡─一ノ関間,三陸鉄道宮古―田老間など.
3月22日
■運転再開 JR東日本東北新幹線盛岡─新青森間.
■東武 特急「スペーシア」を運転し東京─会津若松ルート確保
3月23日
■宮崎リニア実験線跡に太陽光発電所完成 宮崎ソーラーウェイの「都農第2発電所」が完成.太陽光パネルが実験線跡約3.6kmにわたり並んでいる.
■運転再開 JR東日本奥羽線山形─新庄間.
3月24日
■運転再開 JR東日本八戸線鮫─階上間.
3月25日
■長野電鉄 屋代線の鉄道事業廃止届出書を国土交通省に提出 屋代線屋代─須坂間(24.4km)の廃止届を提出.廃止予定日は2012年4月1日.
3月26日
■運転再開 JR東日本磐越西線郡山─津川間.
3月27日
■名古屋市交通局桜通線野並─徳重間(4.2km)延伸開業
■新駅開業 名古屋市交通局 桜通線に「鳴子北」「相生山」「神沢」「徳重」が開業した.
■JR西日本北新地駅にホームドア設置 JR東西線北新地駅で使用開始.同社管内の在来線で初.
■運転再開 JR東日本奥羽線新庄―院内間.
3月28日
■運転再開 JR東日本仙石線あおば通─小鶴新田間,秋田内陸縦貫鉄道全線など.なお,仙石線で27日からあおば通─東塩釜間に導入予定だった列車制御システム「ATACS」は使用しない.
■黒部市・富山地方鉄道 北陸新幹線新黒部駅最寄りに新駅設置で協定締結
3月29日
■運転再開 JR東日本東北線郡山─本宮間など.
3月30日
■運転再開 JR東日本只見線会津若松─会津坂下間.
3月31日
■運転再開 JR東日本山形新幹線福島─新庄間,東北線仙台─岩切間,常磐線土浦─勝田間,磐越東線郡山─船引間など.

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2011年2月のメモ帳

2月1日
■JR西日本が2線区でSRC導入 芸備線(備中神代―広島間159.1km)と福塩線(府中―塩町間54.4km)に自動進路制御装置(SRC)を導入,使用開始.SRC化に伴い広島総合指令所で一括管理する.
2月3日
■第4回 東京の地下鉄の一元化等に関する協議会開催 東京地下鉄と都営地下鉄の経営一元化をめぐる国と東京都の協議会が国土交通省で開かれ,乗り継ぎ割引の拡大に付き今夏までに結論を出すことを決めた.経営一元化は協議を継続する.また,九段下駅で両者のホームを隔てる壁を今年中に撤去することで合意した.
2月4日
■東京モノレール変電所火災で全線2時間止まる 8時45分頃,東京モノレール品川変電所で火災報知器が作動し送電が止まった.同モノレールは浜松町―羽田空港第2ビル間の全線で運転を見合わせたが,10時47分全線で運転再開した.約1万1千人に影響した.
■国土交通省 九州新幹線博多─新八代間の合格書をJR九州に交付
2月7日
■JR北海道が踏切遮断棹の下りない事例を発表 JR北海道は,単線区間で先行列車が逆方向の踏切通過検知点を通過中に後続列車が検知点を通過した際,踏切の遮断棹が下りない事例が5日江差線(特急「白鳥28号」の通過時)であったと発表.問題の踏切は6カ所で2010年度中に改修する.
■JR西日本が山陽新幹線小倉─博多間「ひかり」「こだま」特例廃止 九州新幹線鹿児島ルート全線開業を機に,同区間に限り自由席料金で指定席が利用できる特例を廃止.
2月9日
■国土交通省「ホームドア整備促進検討会」を開催
■JR北海道が新幹線運転士に180人応募を発表 北海道新幹線(新青森―新函館,2015年度末開業)につき社内で募っていた運転士養成に180人の応募があったと発表.50歳以下が対象で5年間で35人程度を養成する計画.
■JR東日本 新リゾート列車名を「リゾートうみねこ」に決定 JR東日本は,「青森デスティネーションキャンペーン」初日の4月23日から八戸線を中心に運転開始するリゾートトレインの愛称を「リゾートうみねこ」に決定.「きらきらみちのく」をリニューアルしたキハ48形3両編成.
2月10日
■JR西日本 湖西線山科─近江塩津間高架橋柱耐震補強工事が完成 大津京駅でセレモニー.
2月11日
■名市交など6者で「manaca」サービス開始 名古屋市交通局,名古屋鉄道など6事業者が参加するIC乗車券「manaca」がサービス開始.来春にはJR東海の「TOICA」と相互利用を開始,2013年春には電子マネー機能としてJR東日本の「Suica」も相互利用できる計画.
2月13日
■伊藤忠が中国広州リニア地下鉄192両を170億円で受注 伊藤忠商事は中国最大手の鉄道車両メーカー中国南車の傘下企業と組み(三菱電機製モーターを現地で組み立てる),広州のリニア地下鉄(5号線)192両を総額約170億円で受注した.
■JR西日本 山陰線豊岡駅橋上化完成,使用開始
2月14日
■都心に初積雪2cm 新幹線やJRなどに影響 関東地方は午後から本格的に雪が降り,JR東北新幹線小山―大宮間の野木町で雪の重みで線路脇の竹林が線路内に倒れ,22時10分頃から約2時間上り線の福島―東京間で運転見合わせ.JR 在来線や私鉄でも運休や遅れが相次いだ.
2月15日
■近畿日本鉄道26000系「さくらライナー」全面リニューアルを発表
2月17日
■JR7社が新高速道路料金見送りを国交相に要望 JR7社は大畠国土交通相に,高速道路の上限料金制度や無料化など4月からの新料金(2月16日発表)の見送りを求める要望書を提出した.
■北陸新幹線 並行在来線長野─妙高高原間をしなの鉄道が運営へ
■東京地下鉄 銀座線に来年春から新形車両1000系を導入
2月18日
■JR西日本が3月から3線区で運行管理システム導入 JR西日本は,福知山(新三田―尼崎間),JR東西線(尼崎―京橋間),片町(京橋―木津間)の3線区計94.2kmに運行管理システムを導入,3月8日使用開始すると発表.
2月19日
■ゆりかもめ全線1時間ストップ 9時15分頃,新交通「ゆりかもめ」の芝浦ふ頭―お台場海浜公園間で停電があり全線が約1時間止まった.豊洲発新橋行き列車(6両編成)がレインボーブリッジ上で止まり,乗客約50人が約30分間閉じ込められた.
2月21日
■阪急電鉄「京とれいん」を運転すると発表
2月25日
■JR東日本 東京駅9,10番線ホーム上屋太陽光発電システム使用開始 JR東日本が地球温暖化防止の取り組みの一環として,千代田区と共同で進めていた東京駅東海道線ホーム(9,10番線)の太陽光発電システム工事が完成し使用開始した.ホーム上屋全体をカバーする発電システムはJR旅客6社で初めて.二酸化炭素削減効果は駅全体の年間発生量の0.3%にあたる約110トンを見込む.
2月28日
■JR北海道「SL冬の湿原号」が乗客20万人達成 釧網線釧路―標茶間で運転している「SL冬の湿原号」が,2000年の運転開始から12年目で大台達成.
■京王電鉄 車内防犯カメラシステム試験導入

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2011年1月のメモ帳

1月6日
■JRグループ旅客6社が年末年始期間の輸送概況を発表
1月7日
■嵯峨野観光鉄道 トロッコ嵯峨駅に日本最大の鉄道ジオラマが3月に誕生 嵯峨野観光鉄道は,日本最大規模の「ジオラマ・京都・JAPAN」をトロッコ嵯峨駅に3月1日オープンすると発表.金閣寺や清水寺などの模型700棟や人形2万体を置き1970年代の町並みを再現,レール総延長2,700mに鉄道模型800両を揃える.
1月11日
■首都圏新都市鉄道「つくばエクスプレス」車両増強と南流山駅ホーム改良工事について発表
1月14日
■菅第2次改造内閣の国土交通大臣は大畠章宏氏 菅直人第2次改造内閣がこの日発足,国土交通大臣は馬淵澄夫氏に代わり大畠章宏氏(63)が就任(海洋政策担当大臣兼任).衆院当選7回,茨城5区選出.前内閣では経済産業大臣を務めた.
1月15日
■東北新幹線乱れる 東北新幹線はこの日7時過ぎ小山駅構内で雪の影響で上り線の架線が断線,9時20分には構内全線在線表示となった.この影響で東北,山形,秋田各新幹線が全線で一時ストップ,東北新幹線の上り線は東京―盛岡間で約4時間運転を見合わせたほか,各新幹線で24本が運休,計4万5千人に影響.11時25分全線で運転再開.
1月16日
■雪で東海道新幹線に遅れ15万人に影響 日本列島の広い範囲で雪が降り,鉄道や航空のダイヤが乱れた.東海道新幹線は全列車304本が約3時間~10分遅れ,約15万人に影響.山陽新幹線でも雪と車両故障で遅れが出て,約4万5千人に影響した.
1月17日
■JR東日本全新幹線がシステム障害により1時間不通 8時23分頃,JR東日本の新幹線運行管理システムで障害が発生し,東北,上越,長野,山形,秋田の各新幹線全線がストップした.一時列車8本が立ち往生,1時間15分後に全線で運転再開,約7万3千人に影響した.
■雪のため東海道新幹線連日ダイヤ乱れる 浜松―新大阪間の降雪で始発から最大で113分遅れるなどダイヤが乱れ,約6万7千人に影響した.
■南海電気鉄道 特急「サザン」に12000系を投入すると発表
1月18日
■JR東日本が新幹線輸送障害当面の対策を発表 JR東日本は1月15,17日に連続して発生した新幹線輸送障害について調査結果および当面の対策を発表.15日の架線保護線の断線事故に関しては,同様の保護線の緊急点検を実施,断線した保護線の調査・分析を鉄道総研に依頼,結果を踏まえて検査方法の見直しを行う.17日の事象については,運転計画の変更を入力した際に,データ修正数が一時的に限界値を超え,予想ダイヤを表示できなくなったことが原因と説明した.
1月19日
■JR西日本京都─園部間でATS-P使用開始 山陰線京都?部間(34.2km)で使用開始.同社では今後3月末までに湖西線山科―近江塩津間(74.1km),2011年度中に片町線京田辺―木津間(12.4km),2012年度中に北陸線米原―長浜間(7.7km)を予定.
■JR四国「快てーき」大幅値下げを発表 JR四国は3月12日より特急用定期券「快てーき」の71km以上の区間の特急料金加算額を大幅値下げして一律料金(61~70kmまでと同額)にすると発表.
1月20日
■スイス脱線事故 最終報告出る スイス南部で昨年7月に起きた観光列車「氷河特急」の脱線事故(日本人1人死亡,日本人28人を含む38人が怪我)で,連邦政府の公共交通事故調査局は,運転士(35)の速度の出し過ぎが事故原因とする最終調査報告書を発表.今後は運転士の刑事責任追及の可否に焦点が移る.
1月21日
■JR旅客6社が春季の運行計画を発表 JR旅客6社が春季(3月1日~6月30日)の利用見込みと季節・臨時列車数を発表.乗客数を対前年同期比99%の約5,032万人と見込み,総運転本数は同98%の29万3,357本とした.増発本数は新幹線5,418本(前年同日比100%),在来線特急・急行6,228本(95%),ゴールデンウイーク(4月28日~5月8日)には新在合わせて2,473本(111%)を設定した.
1月24日
■東京地下鉄 銀座線でLED照明搭載車両の試験運行開始 搭載車両は01系38編成.消費電力35%以上の削減を見込む.
1月25日
■札幌市・JR北海道・JR東日本 「SAPICA」エリアで「Kitaca」「Suica」利用サービス開始について発表 同時に「Suica」と相互利用しているICカード「PASMO」「TOICA」「ICOCA」「はやかけん」「nimoca」「SUGOCA」も利用可能となる.サービス開始時期は2013(平成25)年度中の予定.
1月27日
■JR東日本 仙石線に次世代列車制御システムATACS導入
■JR東日本C61 20号機の「火入れ式」挙行
1月30日
■JR北海道 白石駅橋上駅舎開業 駅舎は鉄骨造り2階建て,延べ床面積1,110平方メートル(旧駅舎の約3倍),総工費約25億円.南北自由通路も設けられた.
■小田急5000形10両最終運行
1月31日
■福井県内の北陸線大雪で特急など9本立ち往生,乗客約1,130人車中で2連泊 日本海側を中心に30日から記録的な大雪となり,JR西日本によると,福井県内で立ち往生した計3本(乗客約1,130人)が車中で2連泊となった.

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