メモ帳

2013年12月のメモ帳

12月1日
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北陸新幹線走行試験で長野以遠に初入線
■JR東日本が五能線藤崎駅の完成記念式典開催
■ひたちなか海浜鉄道 湊線開業100周年月間としてイベント開催
12月5日
■JR東海がリニアの磁界測定公開 JR東海は,営業線仕様の新形車両L0系を使った磁界測定を公開.
■JR西日本・JR西日本テクシア「昇降式ホーム柵」桜島線で試行開始 JRゆめ咲線(桜島線)桜島駅で試行運用開始.利用客の安全確保,乗務員の操作性,ダイヤへの
影響などを確認する.試行は2014年3月末までの予定.
■JR四国・近畿車輛が自己充電型バッテリー車両を高徳線で走行試験開始 両社は深夜から自己充電型バッテリー車両「Smart BEST」の走行試験を高徳線で開始した.
■大手民鉄16社の暴力行為が7件減の110件 日本民営鉄道協会は,2013年度上半期(4~9月)に発生した鉄道係員に対する暴力行為の件数を発表.件数は110件で前年同期より7件減.
12月7日
■JR東日本が常磐快速線利根川橋梁上り線を架替え 常磐快速線天王台─取手間の利
根川橋梁の架替工事を,7日17時30分から8日朝5時40分にかけて実施した.
12月8日
■JR西日本新大阪駅15,16番線ホーム完成 JR西日本は6,7日新大阪駅構内の切替工事を実施,始発から新15,16番線ホームを使用開始した.
12月9日
■JR東日本 東北縦貫線2014年末に開業,愛称は「上野東京ライン」
■JR西日本521系3次車公開 2014年春投入予定.
12月11日
■JR東海「シカ衝撃緩和装置」一定の効果 JR東海は2012年5月から紀勢線特急「ワイドビュー南紀」(キハ85系)の先頭車両に取り付けて運行している衝撃緩和装置の実績を発表.シカを線路外に押しのけた割合は,非設置車両に比べ約13%高く,平均遅延時分も約3分短い(18.2分→15.1分)など,一定の効果が見られた.
■北大阪急行電鉄2014年春に新形車を投入すると発表
12月12日
■JR旅客6社が消費税率引き上げに伴う運賃・料金の改定について国土交通大臣に認可申請
■JR東日本・JR西日本が経営分離区間の廃止届提出
■JR東日本 大宮総合車両センターでC58 239号機の火入れ式開催
11月12日
■JR北海道が函館保安管理室での改ざんを発表 同社は函館保安管理室でのデータ改ざんを発表し国土交通省に報告,同省は11,12日に同社本社に鉄道事業法に基づく立ち入り検査を行った.
12月13日
■年末年始の予約は前年比6%増 JR旅客6社が年末年始(12月27日~1月5日)の指定席の予約状況を発表.予約済みの席数は前年比6%増の343万席(全878万席)で,4年連続の増加.最大9連休が取れるため,JR北海道を除き増加した.JR北海道は減便ダイヤの影響で座席数が3割減ったため,予約率は前年比11.2%増えたが予約数は5%減.
■JICなど3社がインド高速鉄道の調査受注 日本コンサルタンツ(JIC),オリエンタルコンサルタンツ,日本工営の3社は,国際協力機構(JICA)から「インド高速鉄道開発計画プロジェクト」を受注し,12月11日に契約を締結したと発表した.
12月15日
■新駅開業 高松琴平電気鉄道琴平線 陶─滝宮間に「綾川」が開業.
■JR東日本 E7系が長野駅に初入線
■ひたちなか海浜鉄道 勝田─那珂湊間開業100周年記念式典開催 25日に100周年を迎えるのを前に開催.
12月17日
■東武鉄道 野田線の愛称を「東武アーバンパークライン」に決定 2014年4月1日から導入する.
12月18日
■JR西日本 新たな鉄道博物館の名称を「京都鉄道博物館」に決定 2016年春開業予定.
■JR東日本 車両製造をJ-TRECに一本化すると発表 2014年4月1日付けで新潟支社新津車両製作所の車両製造事業を会社分割し,総合車両製作所(J-TREC)に承継することに決定した.
■JR東日本 大宮総合車両センターでC58 239号機の吹き込み作業実施
■JR九州「ななつ星in九州」2014年夏以降出発分から値上げすると発表 人件費や運行コストが当初の予想以上になったため.
■交通新聞が通巻2万号達成 創刊は1943(昭和18)年4月1日.
12月19日
■JR東日本 首都圏18駅に駅遠隔操作システムを導入すると発表
■JR東海 東海道新幹線開業50周年を記念したロゴマークを製作したと発表
12月20日
■JRグループ2014年3月15日ダイヤ改正の概要を発表
■JR東日本 無線列車制御システム「CBTC」 フランス・タレス社に設計委託内定
■JR四国 多度津─観音寺間100周年で記念出発式開催
12月21日
■新駅開業 阪急電鉄京都線 大山崎─長岡天神間に「西山天王山」が開業.
12月22日
■JR東日本が南武線矢野口─府中本町間で上り線高架化切替え 下り線は2011年12月に高架化しており,今回の上り線高架化で踏切7カ所を廃止した.
12月24日
■JR西日本「大阪環状線改造プロジェクト」を開始すると発表
12月26日
■JICなど5社がインドネシア高速鉄道の調査受注 日本コンサルタンツ(JIC),八千代エンジニヤリング,オリエンタルコンサルタンツ,三菱総合研究所,日本工営の5社は,国際協力機構から「インドネシアジャワ高速鉄道開発事業準備調査」を受注し,12月24日に契約を締結したと発表した.

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2013年11月のメモ帳

11月1日
■JR東日本の8人が北海道に着任 JR北海道が安全管理強化のためJR東日本から受け入れた,鉄道本部長補佐のなど管理職8人が着任した.
■JR西日本が高山線婦中鵜坂駅の常設化を申請 北陸信越運輸局長に申請した.同駅所在地は速星─西富山間(速星から1.7km,西富山から2.6km).
■JR四国「伊予灘ものがたり」企画室開設 JR四国は予讃線松山─伊予大洲,八幡浜間(海回り線)で運転する観光列車導入に向けて,お客様サービス推進室内に「伊予灘ものがたり」企画室を新設.来年夏頃運転開始予定.
■関東鉄道常総線100周年で式典開催
■日立が英国に車両工場建設に着手 日立製作所の英国の事業会社日立レールヨーロッパがダーラム州ニュートン・エイクリフで,鉄道車両の生産拠点の建設工事に着手した.同社は2012年7月英国運輸省との間で,都市間高速鉄道の車両新造と27年間の車両保守業務を受託することで合意して,866両の新造が決まっている.総工費は8,200万ポンド(130億円).
11月2日
■JR東日本が石和温泉駅の橋上駅舎と自由通路建設工事の安全祈願祭開催
11月6日
■JR東日本がタイ・バンコク都市鉄道の車両と地上設備の保守事業に参画すると発表
■JR東日本が205系180両をジャカルタ鉄道会社に譲渡 JR東日本は,埼京線・川越線で使用していた205系電車180両を,インドネシアのジャカルタ首都圏鉄道会社(PTKAI Commuter Jabodetabek)に譲渡するとともに,同車両の保守を担当してきた技術者を現地に派遣し支援を行うと発表.
■JR東日本 2014年営業開始予定のSL列車の名称は「SL銀河」
11月7日
■初の「世界鉄道博物館会議」開催 さいたま市の鉄道博物館で開催.博物館同士の相互理解の深度化,情報共有化を通じて鉄道の発展につなげるのが狙い.鉄道博物館,交通科学博物館(大阪市),九州鉄道記念館(北九州市),リニア・鉄道館(名古屋市)の国内4施設とフランス,ドイツ,韓国,スイス,英国,米国の7カ国10館から代表20人が出席.
■小田急20000形の富士急行への譲渡式開催
11月8日
■JR東日本 国土交通大臣に岩泉線の鉄道事業廃止の届出
11月10日
■JR東日本が常磐線利根川橋梁新設上り線のレール締結式開催
11月11日
■JR東日本が「常磐復興工事区」を開設 宮城県山元町に「常磐復興工事区」を開設,駒ヶ嶺─浜吉田間の工事拠点となる.
11月12日
■JR北海道が函館保安管理室での改ざんを発表 同社は函館保安管理室でのデータ改ざんを発表し国土交通省に報告,同省は11,12日に同社本社に鉄道事業法に基づく立ち入り検査を行った.
11月14日
■JR東日本が久留里線久留里─上総亀山間運転再開 台風26号による大雨で盛土が崩壊し,10月16日から不通になっていた.
11月16日
■新装「幸福駅」一般公開 旧国鉄広尾線幸福駅(帯広市)が改築を終え一般公開された.
11月17日
■仙石線多賀城地区連立事業が完了 「JR仙石線多賀城地区連続立体交差事業」が完了し,始発から多賀城駅3番線ホームと新駅舎の使用を開始.同駅付近1.8km区間を高架化した.
11月18日
■JR東日本が気仙沼線BRTを気仙沼駅に乗り入れ 気仙沼線BRT(バス高速輸送)は柳津─気仙沼間で運行され,気仙沼駅前から発着しているが,駅前の混雑解消のため駅構内に乗り入れる.そのため1番線と向かい側2番線の一部を舗装する.2番線の舗装されない部分と3番線が列車発着用となる.
11月20日
■JR西日本が「車両異常挙動検知システム」開発 JR西日本の真鍋社長は会見で,車両の安全対策の一環で,列車が大きな衝撃を受けた際,緊急列車防護装置(TE)を自動で作動させる「車両異常挙動検知システム」を開発,2014年春に北陸線投入予定の521系3次車から搭載すると発表.脱線時に二重事故を防ぐため列車を自動的に緊急停止させ,別の列車にも異常を知らせる新システム.今後10年間で在来線の約3,500両に順次整備する.
11月21日
■JR四国がレトロ車両「伊予灘ものがたり」のデザインを発表
11月24日
■西武鉄道石神井公園─大泉学園間下り線が高架化 初電から下り高架線の使用開始.引き続き上り線の高架化工事を進める.
■JR西日本東海道線摂津本山駅橋上駅舎完成,供用開始
11月25日
■JR四国が新形特急電車8600系を来年6月から「いしづち」に投入
11月27日
■JR東日本の蓄電池駆動電車名「アキュム(ACCUM)」に
■JR東海が東海道新幹線冬期輸送対策に「降雪情報装置」を初導入 2013年12月から2014年3月までの岐阜羽島─京都間を中心にした雪対策として,今冬は「降雪情報装置」を関ヶ原・米原地区の10カ所に初めて導入する.
11月28日
■JR東日本・西日本北陸新幹線用E7系を公開 宮城県利府町のJR東日本新幹線総合車両センターで報道公開.
■JR北海道が2014年以降特急気動車など88両を追加新製と発表
11月30日
■JR東日本水郡線で14年ぶりSL列車運転 12月2日までの3日間,水戸─常陸大子間で運転.

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2013年10月のメモ帳

10月1日
■JR東日本がBRT関係業務を盛岡支社に移管 9月5日に気仙沼線BRT,同28日に大船渡線BRTが,専用道区間の延伸に伴うダイヤ改正が行われたことに伴い移管された.
10月2日
■JR東日本が盛岡駅西口のSL検修庫の上棟式 JR東日本盛岡運輸区構内で「SL検修庫上棟式」を開催.2013年度冬以降運転開始予定の「SL銀河」(釜石線花巻─釜石間)の牽引機C58 239を迎えるための施設.
10月5日
■JR四国「しまんトロッコ」出発式 四万十川の景観を楽しめるトロッコ列車「しまんトロッコ」(宇和島─窪川間)の出発式を宇和島駅で催行.「清流しまんと号」をリニューアルしたもので,11月30日までの土休日に一日1往復運転する.デザインは水戸岡鋭治氏が担当した.
10月7日
■東京地下鉄非常用地上バッテリー装置を使用した車両走行実験について発表
10月8日
■JR東日本埼京線にATACSを導入すると発表
10月10日
■JR東日本・JR西日本が北陸新幹線の列車名を発表
■「京王れーるランド」新装オープン 京王電鉄は,多摩動物公園駅前に新「京王れーるランド」をオープン.シミュレーションソフトによる運転体験,鉄道模型のジオラマ,2400形をはじめとする車両の展示など.
10月11日
■小田急電鉄・富士急行小田急電鉄20000形の譲渡について発表
10月12日
■「鉄道の日」イベント,日比谷公園で開催 国土交通省・全国の鉄軌道事業者などで構成する「鉄道の日実行委員会」は,東京都千代田区の日比谷公園大噴水広場で第20回「鉄道フェスティバル」を開催し,13日までの2日間で13万6,000人が来場した.JRグループ各社や全国の民鉄事業者が参加した.
■鉄道友の会ブルーリボン賞東京地下鉄銀座線1000系の受賞式典開催 2012年4月にデビューの銀座線1000系受賞記念式典を同社中野車両基地で開催した.55年にわたるブルーリボン賞の歴史の中で,地下鉄車両が受賞したのは初めて.
10月13日
■日台の松山駅が友好協定調印 JR四国の松山駅と台湾政府交通部鉄道管理局(台鉄)の松山駅は,台湾の松山駅で友好駅協定の調印式を行った.
10月15日
■JR九州「ななつ星in九州」が運行開始
10月16日
■大型台風26号の接近により首都圏の鉄道運休相次ぐ JR東日本によると,東海道線が始発から東京─熱海間で全線運休するなど,在来線で運休や遅れが相次いだ.京成電鉄成田駅では線路脇の土砂が崩れ電柱が倒れ,架線が断線し運休.
■JR貨物が自社所有31フィートウイングコンテナ35個を増備へ JR貨物の田村社長は会見で,昨年度に初めて導入した自社所有の31フィートウイングコンテナを35個増備すると発表.合計60個となる.
10月19日
■JR東日本「TOHOKU EMOTION」運行開始 三陸沿岸の景色を眺めながら東北の食材を楽しめる「TOHOKU EMOTION」(キハ111-701+キクシ112-701+キハ110-701の3両編成)が,JR東日本八戸線(八戸─久慈間)で運行開始した.
10月20日
■JR東日本が常磐線日暮里駅上り線側ホームの拡幅工事 未明から夕方まで約17時間かけて日暮里駅ホームで拡幅工事を実施.東北縦貫線(上野─東京間)の2014年度開業を前に,常磐線ホームの上り線側約295mを最大2.4m拡幅した.既設の架線を撤去し,上り線の線路を長さ約423mにわたり東側(京成電鉄側)に最大2.4m移動させた.工事に伴い常磐線は初電~17時40分頃まで上野─北千住間で運休,北千住駅で折返し運転を行った.日暮里─北千住間でバス輸送を行い,上下計13万人に影響した.
10月24日
■JR西日本 N700Aの投入計画とN700系の改造計画を発表 N700Aは11月下旬から1編成投入予定.N700系は,2013年度3編成,2014年度8編成,2015年度5編成の計16編成を改造する計画.
10月25日
■JR東日本が石巻線の2015年運転再開を目指し女川町と確認書締結 現在不通となっている石巻線浦宿─女川間につき,JR東日本と宮城県女川町は,「石巻線復旧に伴う設計及び施行に関する確認書」締結式を行った.JR東日本は2014年春から復旧工事に着手し,2015年の運転再開を目指す.
10月26日
■京急,京成がダイヤ改正 京浜急行電鉄は,朝夕横浜以南主要駅での混雑緩和のため,下りの神奈川新町─金沢文庫間の運転パターンを変更.京成電鉄は,上りの最終スカイライナーの成田空港出発時刻をLCC便への対応のため22時30分とする.
■名鉄犬山線高架化で布袋駅付近の仮線拡大 名古屋鉄道は,犬山線布袋駅付近の鉄道高架化につき,始発列車から上り線約1.1kmを仮線に切り替えて運行を開始.使用中の上り線仮線区間と合わせ約1.8kmが仮線運行となる.
10月28日
■近畿日本鉄道50000系「しまかぜ」を1編成増備すると発表
■熊本市交通局 市電ICカードの名称を「でんでんニモカ」に決定
10月29日
■国土交通省消費税率引き上げに伴う公共交通運賃(鉄道,バス)への1円単位運賃(ICカード利用)の導入について発表

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2013年9月のメモ帳

9月1日
■JR西日本三江線浜原─三次間が運転再開 豪雨の影響で8月24日から全線で不通となっていた三江線のうち,浜原─三次間は復旧工事が完了し運転再開.
9月3日
■広島電鉄・東京大学・マツダ・交通安全環境研究所が路面電車と車の衝突事故防止システムを開発 路面電車と自動車の出会い頭事故を防ぐシステムを開発した.10月に東京で開かれる高度道路交通システム(ITS)で発表するとともに,広島市内で試験的に導入する.
■JR東日本が御茶ノ水駅バリアフリー化について発表 中央線御茶ノ水駅のバリアフリー整備等の本体工事に,2013年秋以降着手すると発表.バリアフリー整備は2018年度までに終了する.
9月4日
■東北・関東で震度4,新幹線一時ストップ 9時19分頃,東北と関東の広い範囲で震度4の地震があり,東海道新幹線と上越新幹線が一時運転を見合わせた.
9月8日
■2020年オリンピック,東京開催決定
9月10日
■東京モノレール 2014年7月に新形車両10000形を導入すると発表
9月11日
■JR西日本阪和線輸送品質向上へ JR西日本は,阪和線(天王寺─和歌山間61.3km)の輸送品質向上策を発表.運行管理システムを更新するほか,列車折り返し設備を拡充し(鳳,東貝塚,熊取の3駅で12月までに)異常時のダイヤ復旧の早期化を図る.
■JR西日本桜島駅で12月上旬からロープ昇降柵を試行運用 JR西日本は,開発中のホームからの転落と列車との接触を防止するロープ昇降式ホーム柵につき,12月上旬から桜島線(JRゆめ咲線)桜島駅で試行運用すると発表.2014年3月まで性能や効果を検証する.
■JR北海道苗穂駅移転・橋上駅舎化工事に着手
9月13日
■JR九州「ななつ星in九州」報道公開
■JR北海道 駅の営業終了について発表 海峡線竜飛海底駅,吉岡海底駅,知内駅の3駅を北海道新幹線開業に向けた工事等に伴い,2014年3月をもって営業を終了する.
9月14日
■JR東日本「マーチエキュート神田万世橋」オープン
■北陸新幹線新駅「新高岡」起工
9月16日
■台風18号で大雨「特別警報」,鉄道運休で34万人に影響 大型の台風18号によって広い範囲で大雨となり,東海道新幹線は東京─新大阪間の全区間運休を含め上下145本が運休するなど各線のダイヤは大幅に乱れた.
9月17日
■京成電鉄が千葉県に本社移転 東京都墨田区押上の本社ビルの老朽化により,千葉県市川市に移転し,より地域に密着した事業展開を図る.
9月18日
■JR東海がリニア中央新幹線計画につきルート・駅の詳細と環境アセス準備書を公表
9月19日
■JR北海道函館線大沼駅で貨物列車が脱線 18時5分頃函館線大沼駅構内で,帯広貨物駅発熊谷貨物ターミナル行き貨物列車(18両編成)の貨車5~8両目が脱線.このため同線大沼公園─七飯間が不通となり,札幌─函館間の全特急が運休した.
9月20日
■国土交通省東北,仙石接続線の工事施行認可 国土交通省東北運輸局は,JR東日本が申請していた東北線と仙石線の接続線(松島町)の工事施行につき20日付けで認可.接続線は仙石線沿線の復興支援の一環として石巻─仙台間の所要時間を短縮し,仙台圏域の公共交通ネットワークの向上を図る.接続線の延長は300m.工期は2013~2015年度.
■JR北海道11月以降のダイヤについて発表 車両不具合が相次いだJR北海道は,11月からの一部ダイヤの変更で特急列車を減便・減速すると発表.札幌と函館・釧路・旭川を結ぶ特急を計8本減らし,130km/hの最高速度を120km/h(「スーパーおおぞら」は110km/h)とする.
■JR東日本 東京駅「グランルーフ」開業 東京駅八重洲口に大屋根とペデストリアンデッキなどで構成される「グランルーフ」が使用開始.
■京浜急行電鉄空港線穴守稲荷駅に副駅名称導入 副駅名称は「ヤマトグループ 羽田クロノゲート」.掲出期間は1年間.同社の副駅名称の販売は梅屋敷(東邦大学前)に続き2駅目.
9月25日
■JR北海道レール異常は計270カ所 国土交通省の特別保安監査による検証によって合計270カ所となった.整備の判定基準を誤っていたのが原因.
■JR函館線貨物列車脱線事故で運輸安全委員会がレール幅が補修基準の約2倍だったと発表 国の運輸安全委員会は,脱線箇所付近のレール幅が37mm広がっていたと発表.補修を必要とする基準値19mmの2倍近い数値.
■山陰線江津─浜田間が運転再開 島根県西部を襲った8月の豪雨で,35カ所の道床流失などで運休していたJR西日本山陰線江津─浜田間が始発から運転再開した.
9月27日
■JR福知山線脱線事故でJR西日本3社長に無罪判決
9月28日
■国土交通省 JR北海道への特別保安監査終了
9月30日
■JR東日本 山田線盛岡─上米内間列車増発の社会実験開始 社会実験は盛岡市の都市交通における公共交通機関利用促進の一環で,同区間の利便性向上が図られる.増発列車は平日の夕方,夜間に上下各2本.期間は2016年3月末までの2年半.

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2013年8月のメモ帳

8月1日
■JR東日本が常磐線広野─竜田間を復旧へ JR東日本は,東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け運転を見合わせていた,常磐線広野─竜田間(8.5km)の復旧工事に着手すると発表.福島県楢葉町が,2014年春に予定している「帰町判断」を踏まえた措置.軌道などの土木工事と橋梁,停車場などの設備に着手するが運転再開時期は未定.
■第三セクター鉄道等協議会2012年度の輸送実績と経営成績を発表
8月2日
■JR北海道が2014年春吉岡海底駅などを廃止すると発表
8月3日
■JR東日本がBRT専用IC乗車券導入 気仙沼線BRT(柳津─気仙沼間)と大船渡線BRT(気仙沼─盛間)に,BRT専用ICカード乗車券odeca(オデカ)を導入.無記名odeca(大人のみ),記名odeca(大人,子ども),odeca定期券の3種類.
8月4日
■鉄道の輸送障害2012年度最多に 国土交通省は,鉄道が運休や30分以上遅延した輸送障害が2012年度,過去最多だった前年度(5,278件)を603件(11.4%)上回る5,881件起きたと発表.一方事故による死者数は前年より19人減って295人で,2000年度の311人を下回り過去最小だった.
■豪雨被害から1年1カ月,JR九州豊肥線が全線で運転再開
■JR九州が宮地駅に豪雨被害の復旧工事伝える資料館開設
8月5日
■7月の交通系電子マネーが初めて1億円突破 JR東日本など交通10社は,7月の1カ月間の電子マネー利用件数が初めて1億円を突破し1億435万件に達したと発表.
8月8日
■気象庁が「関西で震度7」の誤報,新幹線など止まる 気象庁は16時56分頃,奈良,大阪で「震度6~7」(M7.8)の強い地震が発生するという緊急地震速報を関東から九州にわたる34都府県に発表したが,地震は和歌山県北部を震源とするM2.3で,震度1以上の揺れを観測した地域はなかった.同庁は「三重県沖の海底地震計の電気信号のトラブルが原因」と謝罪した.関西の主要鉄道会社は全列車を緊急停止,東海道・山陽新幹線も小田原─新岩国間で一時運転見合わせ,最大29分遅れ東海道で約5万6,000人,山陽で約1万7,300人に影響が出た.
8月9日
■九州鉄道記念館が10周年 10年間の来館者数は約185万人に上り,北九州市門司区の門司港レトロ地区のにぎわい創出に大きく寄与している.
8月17日
■JR函館線で貨物列車が脱線 1時5分頃,北海道八雲町の函館線八雲─山越間で,JR貨物 札幌貨物ターミナル発福岡貨物ターミナル行き貨物列車(40両編成)が脱線(機関車と貨車3両).運転士にけがはなかった.貨物列車は,大雨の影響で線路上に倒れていた長さ2m,直径30cmの木に衝突して脱線したと見られる.この事故で,JR北海道は八雲─森間の運行を見合わせ,特急24本を含む上下42本が運休となり約7,000人に影響した.
8月19日
■JR旅客6社の夏期・お盆期間の利用状況は4年連続で増加
■インド高速鉄道が着工へ 「デリー~ムンバイ間産業大動脈構想」の中心となる,高速貨物鉄道プロジェクトの第1期事業を,「双日」が率いる企業連合が受注し,2013年秋にも工事を開始する予定で,この日インド政府系公社などとの契約発効を祝う式典をムンバイで開いた.総工費4,500億円超,2017年一部開業予定.
8月20日
■JR東日本がBRTのキャラクター愛称を決定 JR東日本は,気仙沼線,大船渡線で運行しているBRTと沿線の復興キャラクターとしてデザインしたリスの愛称を,「おっぽくん」に決定したと発表.
8月21日
■近鉄が新列車「つどい」運行計画を発表 山田・鳥羽・志摩線伊勢市─賢島間で10月5日にデビューする観光列車「つどい」の運行計画を発表.2000系を改造した3両編成で,伊勢神宮式年遷宮に合わせて投入.一日2往復,所要約1時間.3月30日までの週末,冬・春の休みにも運転する.
8月23日
■JR旅客6社 秋の増発列車の概要を発表 今年10月1日~11月30日の増発列車数を発表.主要47線区下りの特急・急行2,874万人と前年比100%.季節列車などの増発本数は,新幹線3,606本(119%),在来線2,641本(113%),合計6,247本(117%).
8月24日
■京成曳舟付近連立交差化で上り線高架に
■JR東日本が宇都宮線で205系運転開始
■島根県西部で記録的豪雨,JR西日本が25日全区間運休決める 島根県内では土砂崩れが相次ぎ,江津市,邑南町の全域,浜田市,津和野町の一部などの3万7,000人に避難勧告が出,気象庁は山口,島根両県を襲った7月28日の豪雨に匹敵するとして「特別警報」を出した.JR三江線の橋脚が流失し,JR西日本は25日の全区間運休を決めた.
8月25日
■阪堺電気軌道が低床式車両「堺トラム」営業運転開始
8月29日
■山梨リニア実験線でL0系走行試験開始
8月31日
■戸袋移動型,ロープ昇降式・バー昇降式のホームドア,私鉄3社で実証実験 国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援を受け,西武鉄道・東京急行電鉄・相模鉄道の3社は,新形ホームドアの実証実験を行う(西武 新所沢駅,東急 つきみ野駅,相鉄 弥生台駅).31日から西武鉄道新所沢駅で「戸袋移動型ホーム柵」の実証実験が開始された.

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2013年7月のメモ帳

7月2日
■JR東日本南武線にE233系,新潟地区にE129系,仙石線・東北本線接続線用にHB-E210系を投入すると発表
7月5日
■JR東日本9月28日ダイヤ改正の概要を発表
7月6日
■JR東日本が「ホリデー快速富士山号」新宿駅で出発式 「ホリデー快速河口湖号」を名称変更,1,2号は新宿駅から中央線,3,4号は小山駅から東北線,武蔵野線,中央線と富士急行で結ぶ.
■JR西日本八尾駅橋上駅舎完成,使用開始
■カナダ・ケベックで原油輸送列車が脱線・爆発,住民約2,000人が避難 カナダのケベック州メガンティックで,原油を輸送していた貨物列車が脱線,爆発,街に火災が広がった.火災により約40棟の建物が焼け,人口6,000人のうち約2,000人が避難した.死者47人.
7月10日
■JR東日本 御茶ノ水駅付近防災対策工事起工式 JR東日本はJR万世橋ビルで,「御茶ノ水駅付近防災対策工事」の起工式開催.駅付近約1.2kmの盛土部を耐震補強する.工期は約4年.
■富山地方鉄道 二階建て車両の導入について発表
7月11日
■富山地方鉄道大型通勤形ステンレス車両の導入について発表
7月12日
■フランス パリ近郊で特急脱線しホームに乗り上げ6人死亡 パリ近郊のブレティニ・スール・オルジュで,17時14分頃,列車の脱線事故があり6人死亡.電車はパリ南方約40?にあるブレティニ・スール・オルジュ駅を通過する直前4両が脱線,3両が横転,1両は駅のホームに乗り上げた.列車には約390人が乗車,脱線原因は線路の分岐器とレールを繋ぐ部品の脱落とみられる.
7月16日
■JR東海リニア中央新幹線計画で大都市部の大深度地下区間の概要などを説明会で発表
7月17日
■交通系電子マネーの1日利用件数が400万突破 JR旅客系5社,PASMO協議会など10者は,交通系電子マネーの1日あたり利用件数が,今月12日に初めて400万件を突破したと発表.
7月18日
■JR九州「ななつ星 in 九州」用客車4両が小倉総合車両センターに搬入
■JR東海静岡地区の在来線運行管理システムの取替と機能向上について発表
7月19日
■JR東日本万世橋高架橋開発の駅遺構・商業施設の一部を報道公開
7月20日
■奥羽線・左沢線北山形駅構内での機器焼損事故で山形新幹線など運休 20日夜,JR東日本奥羽線・左沢線北山形駅構内信号機器室で機器焼損事故が発生,山形新幹線山形─新庄間と,奥羽,仙山,左沢各線の一部区間で列車の運転見合わせ,区間変更を行った.27日運転再開.
7月22日
■JR西日本が「新幹線逸脱防止ガード」敷設運搬車を新製 地震発生時の減災対策として山陽新幹線新大阪─姫路間で整備を進める「逸脱防止ガード」の敷設運搬車を新製投入したと発表.
■JR東海「リニア・鉄道館」が開館から2年余で入館者200万人突破 2011年3月14日の開館から2年4カ月での達成.
■ホームの乗客が電車押し女性救出 9時15分頃,南浦和駅京浜東北線ホームで,大宮発磯子行き普通電車から降りようとした30代の女性がホームと電車の間に落ち,腰のあたりを挟まれ動けなくなった.車内やホームにいた乗客や駅員約40人が電車を押し,隙間を拡げ女性を救出した.女性にケガはなかった.
7月24日
■JR東海がリニア中央新幹線中間地下駅のイメージを発表
■JR西日本が交通科学博物館を2014年4月6日に閉館すると発表
■鉄道総合技術研究所超電導ケーブルによる電車の走行試験に成功したと発表
■スペイン高速鉄道で脱線,79人死亡 スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラ近郊で,20時40分頃,スペイン国鉄高速鉄道「アルビア」(13両編成)がカーブを曲がり切れず脱線,79人が死亡した.曲線区間の制限速度を大幅に超過する153km/hで走行していた.
7月26日
■JR旅客6社のお盆予約5%増 6社がお盆期間(8月9日~18日)の指定席予約状況を発表.
7月27日
■新駅開業 弘南鉄道弘南線田舎館─尾上高校前間に「田んぼアート」駅が開業した.12月から3月までは冬季閉鎖となる.
7月28日
■山口県北部と島根県西部で集中豪雨,JR山陰線・山口線が一部運転見合わせ 未明からの豪雨の影響で,山口線地福─徳佐間で橋梁が3カ所流失するなどの被害が発生(8月1日16時現在で被災事象の発生件数は山陰線42,山口線60カ所).
■JR東日本 高崎線上野─熊谷間開業130周年
7月29日
■JR東日本八戸線の新列車「Tohoku Emotion(東北エモーション)」を10月19日から運転開始すると発表 
■JR四国トロッコ列車「しまんトロッコ」を発表
■JR九州久大線豊後森駅をリニューアルすると発表
■スイスで列車正面衝突事故 スイス西部ヴォー州で18時45分頃,国鉄の列車同士(普通列車と快速列車)が正面衝突し運転士が死亡,乗客ら35人が負傷した.普通列車側が同駅で待機するはずが信号を無視して発車したことが原因と見られる.

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2013年6月のメモ帳

6月3日
■JR東海が山梨リニアL0系で本線設備の機能調整試験 JR東海は山梨リニア実験線で,リニア新形車両L0(エル・ゼロ)系(5両編成)と同実験線の本線設備を組み合わせた機能調整試験を開始した.
6月4日
■JR東日本が2016年春以降の運行開始めざし「クルーズトレイン」新造へ
■線路脇で不発弾処理,新幹線など3時間運休 11時55分頃,東京都北区上中里駅近くの建設現場で見付かった不発弾が自衛隊により爆破処理された.JR東日本の各線が警戒区域(半径100m以内)にかかるため,11時頃から東北新幹線など5新幹線が東京─大宮間で運転見合わせ,不発弾の処理後,14時過ぎに運転を再開した.この他京浜東北線東十条─品川間で運休するなど約9万人に影響した.
6月5日
■阪急電鉄京都線新駅「西山天王山」を12月21日開業すると発表 阪急電鉄は,京都線大山崎─長岡天神間に建設中の新駅「西山天王山」の開業日を今年12月21日に決定したと発表.同駅は2013年4月に供用開始した京都縦貫自動車道長岡京インターチェンジに隣接,パーク&ライドに対応する。
6月6日
■阪急電鉄新形車両1000系・1300系を今秋導入すると発表
6月7日
■JR東日本・JR西日本北陸新幹線3駅の駅名決定
6月12日
■東京モノレール開業50周年で1000形旧塗装で運転 2014年9月の開業50周年を控え,「ヒストリートレイン」企画の第1弾として1000形1編成をデビュー時の塗装で運行開始.
6月13日
■「あべのハルカス」に近鉄百貨店本店開店 大阪阿倍野区に建設中の日本一高いビル「あべのハルカス」内に近鉄百貨店本店が先行オープン.あべのハルカスは2014年春に展望台,ホテルなどを含めて全面開業する予定.
6月15日
■北海道新幹線駅名未定で安全祈願祭 2016年春の北海道新幹線新青森─新函館(仮称)間開業に向け安全祈願祭を挙行.同駅の名称は北斗市が「北斗函館」,函館市が「新函館」を主張しており,駅名未定のまま着工となった.JR北海道は2015年春までに駅名を決定する予定.
■東武野田線で新形車両60000系営業運転開始 柏駅で出発式が行われた.
■JR京浜東北線がストップ8万人に影響 17時10分頃,JR京浜東北線田町駅で信号故障が発生,同線は東十条─蒲田間で約4時間40分にわたり運転を見合わせた.計95本が運休し約8万人に影響した.
6月17日
■JR東日本盛岡支社山田線(盛岡─上米内間)で増発社会実験を実施すると発表 JR東日本は,山田線で増発社会実験を実施する.平日夕・夜間時間帯に下り2本・上り2本の計4本を増発,また,上米内駅で接続するバス運行の改善と,無料駐車場の設置などを予定.期間は2013年9月末から2016年3月末までの2年半.
■東京都が東急,JR東日本,東京地下鉄などと渋谷駅周辺地区開発など都市計画を決定 東京急行電鉄,JR東日本,東京地下鉄,東急不動産などは,渋谷駅周辺地区における「渋谷駅地区駅街区開発計画」「同道玄坂街区開発計画」「渋谷駅南街区プロジェクト」各事業が,東京都で都市計画決定されたと発表.「渋谷駅地区」は地上46階・地下7階の東棟,地上10階・地下2階の中央棟,地上13階・地下5階の西棟で構成,予定工期は2013~2027年度,開業予定は東棟2020年度,中央・西棟が2027年度.宮益坂上,道玄坂上をつなぐスカイデッキの整備,災害時に帰宅困難者を受け入れる機能の整備などを行い,安全で快適な街の実現を目指す.
6月19日
■JR西日本が奈良線3区間を複線化へ
■JR九州豊肥線宮地─豊後竹田間を8月4日に運転再開すると発表
■国土交通省がミャンマーと陸上輸送近代化支援の覚書 来日中のゼーヤー・アウン鉄道運輸大臣が国土交通省を訪れ,太田昭宏国土交通大臣とともに覚書に調印.国土交通省は鉄道や道路交通分野の輸送近代化を支援する.
6月21日
■箱根登山鉄道新形車3000形のデザインを発表
6月22日
■JR北海道「Kitaca」が札幌市交通局とバス3社で使用可能に JR北海道のICカード乗車券「kitaca」が,札幌市交通局の地下鉄・路面電車(市電),ジェイ・アール北海道バス,じょうてつ,北海道中央バスの各バス路線で使用可能となった.
6月24日
■JR四国トロッコ列車「清流しまんと号」現行車の運用8月末で終了 JR四国が,予土線窪川─宇和島間で運転していた「清流しまんと号」(トラ45000形)の現行車両の使用を8月31日で終了し,今年秋にリニューアルすると発表.リニューアル車両のデザインは水戸岡鋭治氏が担当する.
6月26日
■JR東日本E653系を「いなほ」用に置き換えると発表
6月27日
■JR東海が東海道新幹線トンネル覆工撮影装置更新 山田佳臣社長が会見で発表.新しい装置では,カメラの高解像度化,高照度化が図られ,より微細なトンネル内部のひび割れの確認ができるほか,撮影範囲も現在の片線から上下線へと拡がり検査効率が向上する.2014年2月導入予定.
6月30日
■JR東日本大宮駅で埼京・川越線用E233系7000番代の出発式開催

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2013年5月のメモ帳

5月4日
■三陸鉄道で車両の手洗いイベントを開催 三陸鉄道北リアス線の車両を手洗いする初のイベントが久慈駅近くの車両基地で開かれ,親子連れの鉄道ファンで賑わった. 「一日協力社員に任命する」と書かれた辞令を参加者に交付した.
5月5日
■JR函館線で特急の床下から出火 7時29分頃,函館線奈井江─茶志内間を走行中の旭川発札幌行き特急「スーパーカムイ6号」(5両編成,乗客60人)で,最後部1号車車内が焦げ臭いと乗客から通報があり,茶志内駅に臨時停車し運転士が点検したところ床下の車軸付近から火が出ているのを発見し消火器で消し止めた.けが人はなし.この影響で滝川─岩見沢間の上り線の運転を8時間にわたり見合わせ,特急32本を含む62本が運休,1万3,000人に影響した.
■JR貨物「東京貨物ターミナル40周年記念フェスティバル」開催
5月7日
■JR旅客6社ゴールデンウイーク期間中の輸送概況を発表
5月8日
■JR東日本が線路設備モニタリング装置を営業用車両に初搭載
■JR東日本が八戸線の新列車「東北エモーション」を発表 今秋以降に八戸線で運転予定の新列車「Tohoku Emotion」の詳細を発表.キハ110系3両を改造して全体をレストラン空間とし,食やアート,景色を通じて新しい東北を体験できる列車とする.
■JR九州が大分駅ビル新築工事安全祈願祭 JR九州が,2015年春開業目指して建設を進める大分駅ビル(仮称)の新築工事安全祈願祭を開催した.同ビルは8階建ての商業棟と21階建てのホテル棟で構成.
5月13日
■JR東海 リニア中間地上駅のイメージを発表
5月15日
■JR東日本仙台支社・盛岡支社 BRTへのICカード導入について発表 8月3日から気仙沼線BRTおよび大船度線BRTに,BRT専用ICカード乗車券「odeca(オデカ)」を導入すると発表.
5月16日
■大手民鉄16社 2013(平成25)年3月期の決算概況および鉄軌道輸送成績を発表 輸送人員は95億5,000万人(前年同期比1.8%増)で,関東9社が2.2%増,関西5社が0.5%増.
5月17日
■北海道新幹線レール敷設北海道側でも開始 2015年末開業予定の北海道新幹線新青森─新函館(仮称)間のうち北海道側のレール敷設が本格的に開始され,北斗市内の万太郎トンネル付近で安全祈願祭とレール発進式を行った.今回は木古内─新函館間37kmが対象.
■JR旅客6社 夏の臨時列車運転計画を発表 JR旅客6社が夏季(7月1日~9月30日)の臨時列車運転計画を発表.増発本数は新幹線が前年比118%の5,860本,在来線特急・急行が103%の6,005本で,合計110%の1万1,865本.JR東日本は全体で101%だが,夏祭りやお盆の帰省に合わせE6系の臨時列車を東京─盛岡・秋田間で運転.JR東海は東海道新幹線を一日平均314本と113%増の運転.JR西日本は「トワイライトエクスプレス」を7月1日~8月21日の期間毎日運転する.
5月18日
■JR西日本が守山駅ホーム上屋延長 琵琶湖線(東海道線)守山駅のホーム上屋工事が完成し使用を開始した.
5月21日
■JR北海道会長・社長,JR貨物会長人事を閣議了解 JR北海道会長に小池明夫社長(66歳)が,同社長に野島誠専務・鉄道事業本部長(56歳)が就任.JR貨物の会長には日本郵船の石田忠正・元代表取締役副社長(現顧問,68歳)が就任する.
5月23日
■JR貨物 梅田駅で保管の資料類をJR西日本に譲渡 2013年3月31日廃止のJR貨物梅田駅で保管されていた貨物輸送関係の貴重な資料類が,JR西日本に無償譲渡された.
2016年春開業を目指し,京都・梅小路で建設を進める新たな鉄道博物館で展示される予定.
5月24日
■JR九州がタイ国鉄と覚書 JR九州は福岡市で,タイ国鉄との協力関係構築に向けた覚書を取り交わした.協力内容は,同社の在来線を主体とする運行システムや観光列車の導入など幅広い事業展開のノウハウの提供.今後,協力内容の具体的検討を進める.
5月25日
■JR西日本と和泉市が進めていた橋上駅舎が完成し使用開始 阪和線和泉府中駅の橋上駅舎が完成.外観は弥生時代中期の環濠集落遺跡である池上曽根遺跡の建物をモチーフとなっている.事業費は橋上駅舎が約21億円,前日供用開始した自由通路が約8.5億円.
5月26日
■神奈川臨海鉄道が創立50周年で記念イベント開催
5月27日
■近畿日本鉄道 伊勢市─賢島間に新しい観光列車「つどい」を導入すると発表
5月28日
■鉄道友の会 ブルーリボン賞に東京地下鉄1000系を選定 ブルーリボン賞で初めて地下鉄車両が選定された.
■JR2社が北陸新幹線車両の愛称募集 JR東日本とJR西日本は,2015年春開業予定の北陸新幹線東京─金沢間を走る新車両の愛称を募集すると発表.愛称募集期間は5月31日~6月30日.
5月30日
■JR東海が名松線(家城─伊勢奥津間)復旧工事に着手
■京王電鉄 電車・バス開業100周年を記念して「京王れーるランド」を一新すると発表 10月オープン予定.

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2013年4月のメモ帳

4月3日
■三陸鉄道 南リアス線盛─吉浜間運転再開 東日本大震災の影響で全線不通となっていた南リアス線(盛─釜石間36.6km)のうち,(盛─吉浜間21.6km)で,2年23日ぶりに運転を再開した.
4月7日
■JR西日本が加古川─厄神間開業100周年で記念出発式 加古川線加古川─厄神間開業100周年(当時播州鉄道)を祝い加古川駅で記念出発式.
■北近畿タンゴ鉄道観光用車両を京都駅で展示 北近畿タンゴ鉄道の観光用車両「あかまつ」「あおまつ」の展示会を,JR京都駅で開催した.
4月8日
■国土交通省 札幌市電(札幌市交通局)の軌道運送高度化実施計画を有効認定
■JR西日本 岸和田駅の新デザインを発表 「だんじり祭」をモチーフとした.
4月10日
■JR西日本・JR四国 瀬戸大橋線開業25周年 瀬戸大橋線は1988年3月20日の茶屋町─児島間部分開業を経て,瀬戸大橋の開通に合わせて同年4月10日全線開業.この日児島駅でセレモニーを開催.児島─宇多津間で臨時「瀬戸大橋アンパンマントロッコ号」を運転した.
■総合車両製作所(J-TREC)と東京急行電鉄が次世代国内向けステンレス車両を共同開発,第1号車5月導入
4月14日
■JR東日本 東北・上越新幹線200系が営業運転から引退 大宮発新潟行き団体専用臨時列車「さよなら200系」号をもって営業運転から引退した.
4月15日
■名古屋ガイドウェイバス 新形車両GB-2110形を報道公開
4月16日
■国土交通省「鉄道構造物の維持管理に関する基準検証会議」初会合 社会資本の老朽化対策の一環で,鉄道事業者とともに国が定める鉄道構造物の維持管理標準の的確性を検証する.
4月17日
■R東海 山梨リニア実験線で「L0系」による走行試験を9月から開始すると発表
■JR西日本 東海道線高槻駅改良で市と協定 新快速専用ホームを増設,ラッシュ時の混雑緩和を図る.2016年春完成予定.総工費約48億円をJR,国,同市が3分の1づつ負担する.
4月19日
■JR西日本・大阪外環状鉄道 おおさか東線の新駅設置について近畿運輸局に認可申請したと発表 新駅はおおさか東線JR長瀬─新加美間の東大阪市衣摺に設置.両駅からそれぞれ1.4kmの地点になる.相対式ホーム2面(8両対応)と高架下駅舎を整備.総事業費約22億円.2018年春開業予定.
■JR九州 黒崎駅建替へ JR九州と北九州市,安川電機が,北九州市黒崎地区の活性化を図るため,鹿児島線黒崎駅を建て替えると発表.完成は2018年度中を予定.南北自由通路も設置する.
4月20日
■JR北海道が渡島大野─五稜郭間の電化に着手 3年後の北海道新幹線新函館(仮称)開業に向けた函館とのアクセス強化のため,渡島大野(新函館)─五稜郭間(14.5km)の電化工事に着手.この日途中の七飯駅付近で起工式を開催した.電化に伴い新函館─函館間に新製電車3両×4編成(合計12両)を投入予定で,両区間は25分から17分に短縮される.
■東京都・世田谷区・渋谷区・小田急電鉄 小田急線下北沢駅付近立体交差化記念式典開催 3月23日の小田原線代々木上原─梅ヶ丘間の連続立体交差化事業・複々線化事業で同区間約2.2km地下化を受け開催.
4月22日
■阪神が9駅で無人管理式貸し自転車設置 24時間365日対応の無人管理式レンタサイクル「ふらっとリン」を,淀川,西宮,香櫨園,御影,西九条,出来島など9駅で開始.料金は1回300円.
4月23日
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 相鉄・JR直通線の開業時期を3年延期すると発表
4月24日
■JR東海がN700系「A」タイプ改造を2015年度までに全80編成を完了させると発表 JR東海は,同社が保有する「N700系」新幹線車両の「N700A」タイプへの改造について,2015年度までの3年間で全80編成を完了させると発表.2013年度32編成,2014年度37編成,2015年度11編成を予定.改造第1編成は5月中旬運用開始の予定.
4月25日
■JR東日本 気仙沼線BRT専用道を延伸,ダイヤ改正 気仙沼線BRT(柳津─気仙沼間)で今回使用開始するのは,本吉─小金沢間(長根アプローチ)2.0km,大谷海岸─陸前階上間(沖の田アプローチ)1.1km,最知─松岩間(第1千岩田アプローチ)1.8km,不動の沢─気仙沼間(新田アプローチ)2.3km.今回の延伸で専用道延長は11.6kmとなった.
4月26日
■JR北海道 江差線木古内─江差間(42.1km)の鉄道事業廃止届を国土交通省へ提出 廃止日は2014年5月12日を予定.
■JR東日本 大船渡線BRT専用道を延伸 大船渡線BRT(気仙沼─盛間)で今回使用開始するのは,第二小友交差点─小友駅─新田交差点間0.6km,田茂山交差点─盛間0.7km.今回の延伸で専用道延長は3.2kmとなった.
■東急「ヒカリエ」開業1周年でラッピング車両「Sibuya Hikarie号」デビュー
4月30日
■JR東日本2013年度の設備投資は4,450億円 昨年秋に策定した「グループ経営構想V(ファイブ)~限りなき前進~」に基づき,地震を受けた沿岸被災線区の復旧への重点的取り組み,安全性とサービス品質向上などで,設備投資額は過去最高の4,450億円,前年度実績比400億円増を予定.

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2013年3月のメモ帳

3月1日
■東京地下鉄がハノイに支援プロジェクトの現地事務所開設 「ベトナム国ハノイ市都市鉄道規制機関強化及び運営組織設立支援プロジェクト」を強力に推進して行くための現地事務所を開設した.
3月2日
■秋田新幹線で脱線,130人が車内に6時間 16時5分頃,奥羽線神宮寺─刈和野間を走行中の東京発秋田行き秋田新幹線「こまち25号」(6両編成)が脱線,乗客と乗務員計130人にけがはなかった.列車は徐行中で先頭車両前部の右側の車輪が内側に外れており,事故発生当時現場付近は吹雪だった.
■JR東日本 大船渡線BRT(気仙沼─盛間)運行開始
■新駅開業 JR東日本 大船渡線に「長部」「高田病院」が開業.
■京急大師線港町駅をリニューアルし使用開始
3月4日
■信楽高原鐵道が公有民営式へ 国土交通省は,第三セクター信楽高原鐵道などが申請していた鉄道事業再構築実施計画を,地域公共交通活性化・再生法に基づきこの日付で認定,4月1日から甲賀市が施設を保有し,同鐵道が列車運行を担う「公有民営」の上下分離方式に移行する.同方式の導入は鳥取県の若桜鉄道に続き2例目.
3月6日
■JR東日本が改築工事が完了した水戸線稲田,福原駅舎の使用開始
3月8日
■JR東日本「N'EX」利用者が累計1億人 JR東日本の空港アクセス特急「成田エクスプレス」の利用者が累計1億人に達し,成田空港駅では記念式典が行われた.約22年での達成.
3月12日
■JR四国「アラーキー列車」高松駅から発車 JR四国は,「アラーキー」で知られる写真家荒木経惟さんの写真でラッピングした「アラーキー列車」の出発式を高松駅で開催.20日から始まる瀬戸内国際芸術祭の出品作品の一つ.4両編成の黒い車体に妖艶な作品26点がラッピングされている.
3月13日
■青函トンネル開通25周年
■JR西日本が広島エリアに新保安システムを2014年度から順次導入と発表
3月14日
■JR東海がキハ25形2次車52両新製へ
3月16日
■JRグループダイヤ改正,民鉄各社ダイヤ改正
■東京地下鉄,東京急行電鉄,東武鉄道,西武鉄道,横浜高速鉄道5社相互直通運転開始
■JR貨物隅田川駅で輸送力増強の出発式
■JR東日本が常磐線浜吉田─亘理間,石巻線渡波─浦宿間で2年ぶり列車運転再開同区間の再開により常磐線の仙台寄り区間は浜吉田─岩沼間(列車は東北線仙台へ直通)に一日あたり下り26本,上り23本の列車が設定された.
■新駅開業 JR貨物 東海道線千里丘─岸辺間に「吹田貨物ターミナル」が開業.
■駅名改称 JR貨物 百済が「百済貨物ターミナル」に,錦川鉄道 御庄が「清流新岩国」に改称.
■JR東日本 只見線田子倉駅廃止,柿ノ木駅臨時駅化
3月17日
■近畿日本鉄道ダイヤ改正
3月19日
■JR東日本常磐線の鉄道施設の変更許可 国土交通省東北運輸局は,東日本大震災で被災した常磐線のルート変更(駒ヶ嶺─浜吉田)に係わる鉄道施設の変更認可書を交付した.移設区間は現在の新地駅の南寄りから山側に入り,浜吉田駅の南寄りで現在の線路と合流する.同社では移設区間の用地取得を前提に,2014年春の工事着手を目指す.
3月20日
■秩父鉄道「パレオエクスプレス」運転再開
■阪神三宮駅改良工事が完了し除幕式 2007年10月から進めていた工事が完了.
3月21日
■近畿日本鉄道 特急「しまかぜ」運転開始
■JR東日本 2014年春横浜線にE233系を投入すると発表
3月23日
■交通系ICカード「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」「manaca」「PiTaPa」相互利用サービス開始
■小田急電鉄代々木上原─梅ヶ丘間地下化
■JR東日本が石巻線で「マンガッタンライナー」運転開始 石巻線小牛田─石巻間,同─浦宿間で運転開始.
3月24日
■JR貨物「福山レールエクスプレス」出発式 東京貨物ターミナル駅で,福山通運専用コンテナ列車「福山レールエクスプレス」(吹田貨物ターミナル行き,20両編成)の出発式.列車は一日1往復で31フィート大型コンテナ40個を搭載する.
■肥薩おれんじ鉄道が「おれんじ食堂」スタート 肥薩おれんじ鉄道(八代─川内間)の観光グルメ列車「おれんじ食堂」が運転開始.
3月25日
■国土交通省 JR東日本の東北・仙石線接続線を認可 2013年度に着工し,2015年度の開業を目指す.
3月27日
■JR東日本・小田急電鉄 常磐緩行線─東京地下鉄千代田線─小田急線相直乗り入れ用車両改造を行うと発表 両社は3線相互直通乗り入れ運転に向けた準備のため,4月から保安装置搭載などの車両改造を行うと発表.対象車両は常磐線E233系2000番代18編成180両と小田急4000形15編成150両.
3月28日
■JR北海道江刺線木古内─江差間廃止に沿線の江差,上ノ国,木古内3町が同意
3月29日
■JR九州が交流電化方式の蓄電池電車の性能試験を開始
3月31日
■JRグループオレンジカード販売終了
■駅名改称 熊本電気鉄道電波高専前が「熊本高専前」に改称.

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2013年2月のメモ帳

2月1日
■JR東日本東京駅とニューヨーク グランドセントラル駅が姉妹駅締結
■JR東日本と女川町が石巻線復旧の覚書締結
2月2日
■JR東日本が新幹線トンネル緊急点検 上越新幹線「大清水トンネル」(越後湯沢─上毛高原間)内の側壁からモルタルがはがれ落ちていた問題を受け,JR東日本はトンネルの緊急点検を開始.上越・東北新幹線のトンネル138本を7月中旬までに点検する.
2月4日
■JR西日本が可部線の廃止した一部区間を復活すると発表
2月5日
■JR東日本がレストラン列車を八戸線で運転 JR東日本は2013年秋から,キッチンスペース・個室席などを備えた「新しい東北を発見・体験」するレストラン列車「Tohoku Emotion」(3両編成)の運行を八戸線(八戸─久慈間)で開始すると発表.キハ110系車両を改造し地元の食材を提供する.震災復興支援を図るのが狙い.土日休日や年末年始など年間150日程度運行する.他線区での運転も検討する.
2月7日
■JR東日本 新津車両製作所が累計生産4,000両を達成 1994年10月の操業開始から18年あまりでの達成.
2月8日
■JR東海が「N700A」営業運転開始 JR東海が東海道・山陽新幹線直通用「N700A」の営業運転を開始した.現在主力のN700系の安全性,快適性,環境性能を向上させた車両で,地震などによる停電時に強いブレーキが働く「地震ブレーキ」を搭載している.2014年3月末までに計13編成を投入する.同社はデビューを記念し東京駅と新大阪駅で出発式を開催した.
■新京成電鉄 全列車VVVF化 全営業列車(26編成)をVVVFインバータ制御の電車で運転する.直流電動機を使用していた1編成(8000形車両)が7日に引退したため.
2月10日
■JR西日本 学研都市線長尾駅橋上化 JR西日本と枚方市が進めていた学研都市線(片町線)長尾駅橋上駅舎化工事が完成,使用開始した.
2月13日
■東北運輸局がJR東日本仙石線の鉄道施設変更を認可 東日本大震災による津波で大被害を受けた仙石線陸前大塚─陸前小野間のルート変更(内陸への移設)に係わる認可書をJR東日本に交付.移設後の区間延長は約3.5km(現在4.7km).これを受け同社は2013年の早い時期に着工し,2015年の運転再開を目指す.
2月14日
■阪堺電気軌道が初の低床車「堺トラム」を報道公開
2月16日
■名古屋臨海高速鉄道あおなみ線で蒸気機関車列車運転
2月17日
■久留里線にATS-P導入 JR東日本は久留里線木更津─上総亀山間(32.2km)全線にATS-Pを導入した.
2月19日
■JR東日本が山手線ホームドア整備7駅の使用時期を発表 2013年に予定している7駅の使用時期を発表.大塚駅が4月20日,巣鴨駅が6月29日,その他の5駅は駒込(8月上旬),新大久保(9月上旬),目白(11月上旬),高田馬場(12月下旬),田町(2014年3月下旬).
■JR九州 博多駅に10月運転開始する「ななつ星in九州」の専用ラウンジを4月に開設すると発表
2月20日
■JR東日本が盛土区間の耐震補強の起工式 JR東日本が首都直下地震対策として進める盛土区間の耐震補強工事着手を前に,山手線目白駅近くの線路隣接地で起工式開催.耐震補強対策は山手線,中央線,東海道線,常磐線など9線区約220kmが対象で,最初の対策区間は目白─高田馬場間約400mの区間.工事期間は約2年間.
■帯広市が「幸福駅」を改築 北海道帯広市は,かつて「幸福行き」切符などで一大ブームになった広尾線幸福駅(当時)の駅舎を建て替え観光拠点として整備すると発表.2013年度中に工事を行う予定.
2月21日
■JR東海がN700A18編成を追加投入すると発表
■JR東日本が常磐緩行線に検討中の「CBTC」導入に仏の2社を選定
2月22日
■JR東海が東海道新幹線の連動型地震に早期対応するシステム運用開始 JR東海は2012年5月から進めている東海道新幹線の地震防災システムの機能強化工事で,連動型地震への対応早期化を図る機能などの導入が完了,運用を開始した.
■京王電鉄ダイヤ改定
2月23日
■JR博多シティ来館者が1億人突破 JR九州 博多駅の大型商業施設「JR博多シティ」の来館者数が1億人を突破.一日の来館者は当初予想の10万人に対し平均13万8,000人.
2月24日
■東北地方が大雪で新幹線など各地で運休 東北地方は各地で大雪となり,新幹線や在来線で運休や遅れが続発.津軽海峡線新青森─函館間,奥羽線秋田─青森間が終日運転見合わせ,約1万2千人に影響.山形新幹線は12本が運休,7本が区間運休.福島駅では東北新幹線がポイントが雪で動かなくなり,下り線で一時運転見合わせ,計5本に最大60分の遅れ,約3,800人に影響.
2月25日
■東京地下鉄・日本コンサルタンツ(JIC)がベトナムの鉄道プロジェクト受注

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2013年1月のメモ帳

1月7日
■JRグループ旅客6社が年末年始の輸送概況を発表
■日本民営鉄道協会 大手民鉄16社の年末年始定期外旅客輸送実績を発表
■「スーパーおおぞら」走行中にドア開く 23時3分頃,札幌発釧路行き特急「スーパーおおぞら13号」(5両編成,乗客37人)が根室線浦幌─上厚内間を走行中,ドア異常の表示が出たため緊急停止したところ,5号車の前側右ドアが約30cm開いていた.乗客にけがはなかった.
1月9日
■国土交通副大臣に鶴保,梶山氏 鶴保庸介副大臣(45)は自民党参院和歌山選挙区で当選3回,梶山広志副大臣(57)は同党衆院茨城4区で当選4回.鉄道担当は鶴保副大臣.
1月14日
■「成人の日」大雪で首都圏の交通乱れ80万人に影響 急速に発達した低気圧の影響で関東甲信と東北の太平洋側は大雪となり,首都圏では交通機関が大きく乱れた.JR東日本のまとめでは東京,神奈川,埼玉,千葉の1都3県の各線で運転見合わせが続出,約80万人に影響が出た.積雪量は東京で8cm,横浜で13cm.
1月15日
■交通系ICカード発行1億枚達成で記念式典 JR東日本メカトロニクス(JREM)は,交通系ICカードの発行1億枚達成を祝い記念式典開催.
1月16日
■「みどりの山手線」50周年でラッピング列車
1月17日
■JR北海道 雪の運休すでに1,923本 JR北海道は今冬の雪による列車の運休本数が15日現在で1,923本に上り過去10年で最多だった昨冬期の1,748本をすでに上回ったと発表.今冬はこの10年間0か1桁だった11月に179本が運休.年始からの大雪で1月も半月で814本が運休している.
■JR神田万世橋ビルが竣工 交通博物館跡地に建設を進めてきたJR神田万世橋ビルの竣工式を開催.4月開業予定.
1月18日
■国土交通省が北海道新幹線の計画変更を認可 主な変更点は工事予算を2003年4月時点の4,590億7,000万円から2011年4月に試算し直した5,508億円への引き上げ.資材物価の上昇に加え耐震基準が引き上げられたことなどによる.
1月21日
■日暮里・舎人ライナー 乗車1億人突破
1月22日
■東京急行電鉄,東京地下鉄,東武鉄道,西武鉄道,横浜高速鉄道が3月16日ダイヤ改正の概要発表
1月23日
■東急などが渋谷駅周辺開発事業計画を発表
■JR東日本が電化柱耐震補強に着手し安全祈願祭 同社が首都直下地震対策として進める電化柱耐震補強対策工事の安全祈願祭を鷲宮新幹線保守基地内で開催.JR東日本,日本電設工業,日本リーテックの関係者が参列.対象は南関東エリアの新幹線約1,370本,在来線約390本.工事終了は2016年末を予定.
1月24日
■上越新幹線大清水トンネルでモルタル11個落下 上越新幹線大清水トンネル内(上毛高原─越後湯沢間)で,側壁からモルタルが計11個(24.7kg)はがれ落ちていることが,18日の運行終了後の点検で判明.トンネル建設は1979年で老朽化が原因とみられる.
■JR旅客6社が春の臨時列車運転計画を発表,6%増発 春(3月1日~6月30日,122日間)の季節・臨時列車の運転計画を発表.増発本数は新幹線6,286本(前年比119%),在来線特急・急行5,384本(同94%)で,合計1万1,670本(同106%).JR東日本が3月デビューのE6系を活用して増発,JR東海は2月にデビューするN700Aなどで新幹線23%増の4,100本.
■JR東日本が「マンガッタンライナー」を石巻線にも2編成投入すると発表 東日本大震災からの復興,観光支援の一環として,石巻市にある「石の森萬画館」リニューアルオープンに合わせ,3月23日から石巻線小牛田─浦宿間に登場.キハ48形2両2編成を使用.
■京浜急行電鉄2000形登場30周年を記念してデビュー当時の塗装に 1編成(2011~2018)をデビュー当時の塗装にし,朝夕ラッシュ時の快特・特急・エアポート急行などで運用.
1月28日
■JR四国が「サービスアップ5カ年計画」を発表 「接遇レベルの向上」「輸送障害発生時等のお客様対応」「交通弱者のお客様に対する取り組み」「安全対策・輸送サービスの改善」が4つの柱.
1月29日
■JR東海が東海道新幹線の大規模改修を5年前倒し4月から着手と発表
1月30日
■架線に防護ネット接触し中央線183本運休 13時5分頃,JR中央線国立─西国分寺間で,線路沿いの建設現場の防護ネットが風にあおられて鉄製の骨組みごと倒れ架線に接触した.青梅発東京行き特別快速電車が緊急停止,パンタグラフが一部破損したが乗客約950人にけがはなかった.18時12分に運転再開したが,特急を含む183本が運休,乗客約14万5千人に影響した.
1月31日
■JR東日本が3月2日から盛─気仙沼間でBRTを運行すると発表 東日本大震災の津波被害で不通となっている大船渡線(盛─一ノ関間105.7km)のうち,盛─気仙沼間 (43.7km)で「バス高速輸送システム(BRT)」を導入し仮復旧すると発表.専用道を使用するのは大船渡駅─田茂山踏切間1.9kmで,他は一般道を利用する.一日の運行本数は計73本で鉄道より多い.BRTによる仮復旧は気仙沼線に続いて2例目.

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