メモ帳

2021年12月のメモ帳

12月3日
■JR東海315系通勤形電車を報道公開
■東武鉄道100系DRC色を報道公開
12月6日
■JR北海道 新形除雪車両キヤ291形を報道公開
12月9日
■JR貨物 九州向けEF510形300番代を報道公開
■大阪市高速電気軌道 400系と30000A系を中央線に導入を発表
12月10日
■東武鉄道 2022年3月12日ダイヤ改正を発表
■京王電鉄 2022年春にダイヤ改正実施の発表
12月11日
■運転再開 JR九州日南線(青島─志布志間)
12月12日
■JR東日本東京支社 特急「あずさ」55周年 新宿駅で記念出発式実施
12月13日
■JR東日本 大晦日から元旦にかけての首都圏各線における終夜運転実施を発表 2020年度は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い大晦日から元旦における終夜運転を初日の出列車も含めて運転を取り止めたが,2021年度は山手線,京浜東北線,中央線(快速),中央・総武線各駅停車,青梅線,埼京線,高崎線,東北線,湘南新宿ライン(横須賀線),総武線,成田線の首都圏11路線で実施した.
■JR九州 2022年4月から一部割引きっぷや在来線特急料金の車内発売額見直しを発表 割引切符は九州新幹線と高速バスを乗り継ぐ「B&Sみやざき2枚きっぷ」(全5区間)で,「B&Sみやざきネットきっぷ」は引き続き取り扱う.
12月15日
■鉄道友の会 JR東日本E261系のローレル賞授賞式を開催 JR東日本所有車におけるローレル賞受賞は2018(平成30)年のE353系電車以来3年ぶり11回目となる.
12月16日
■JR東日本仙台支社 陸羽西線狩川駅の新駅舎を使用開始 木造平屋建て,延べ床面積約40平方メートル.駅周辺の風光明媚な景色を眺望できるように待合室には大きな窓を設け,内装には木材を活用して温かみのある空間を提供した.
12月17日
■JRグループ7社・小田急電鉄・東急電鉄・東京地下鉄など2022年3月12日ダイヤ改正を発表
12月20日
■JR西日本 北陸線近江塩津駅新0番線ホーム(異常時用)の使用開始 これまで冬季において,雪の介在により分岐器が正当に動作しない事象を防止するため,分岐器を動作させずに一定方向に固定していたが,湖西線から敦賀方面に向かう列車の乗降や米原方面への乗換ができない事象が発生していたため,新しいホームの新設により近江塩津での乗降や乗換が可能となった.同ホームの使用は大雪が見込まれる際に限定して用いるもので,ホームは4両対応1面新設,長さ約80m,幅は約1.5〜2mで,乗降用階段を1カ所新設した.
12月21日
■JR東日本 JR東日本研究開発センターに新しい台車性能・耐久試験装置を導入する新実験棟の建設を発表 2003(平成15)年から使用している台車性能試験装置の老朽取り換えと新たな研究開発の需要に対応するもの.
■JR九州 九州新幹線のラッピング列車「HKT48新幹線」の運行を開始 12月10日から展開中の九州を元気にする地域密着キャンペーン「さぁ!元気に みんなの九州プロジェクト」の一環として,800系1編成6両の車体に,キャンペーンのパートナーを務める「HKT48」のメンバー全員の笑顔をデザイン.2022年3月まで運行する予定.
12月22日
■JR九州 西九州新幹線向け「かもめ」用N700Sを報道公開
12月24日
■東武鉄道 C11 123の火入れ式を実施
12月25日
■阿佐海岸鉄道(阿波海南─甲浦間)における DMVの営業運転開始 鉄道と道路の両方を走行可能とした「デュアル・モード・ビークル」(DMV)の本格的な営業運転は世界初となる.
12月26日
■JR東日本仙台支社 東北線新田駅の新駅舎を使用開始 鉄骨作りの平屋建て,延べ床面積約39平方メートル.渡り鳥の飛来地として知られる伊豆沼,内沼の最寄り駅であるため,片流れ屋根と既存跨線橋の屋根勾配を対称にして渡り鳥が羽ばたくシルエットを表現した.
12月27日
■JR北海道 「SL冬の湿原号」(釧路─標茶間)のリニューアル客車を報道公開 2021(令和3)年度と翌2022年度にかけて施工されるリニューアル改造車の第一陣となるスハフ14 505(たんちょうカー)が公開された.
■JR四国 キロ47形「伊予灘ものがたり」(松山─伊予大洲・八幡浜間)の営業運転終了 2014(平成26)年7月26日に運転を開始した同列車は,老朽化などに伴い引退.2022年春にキハ185系を改造した二代目が登場する.
●災害発生などに伴う長期運休区間(1月12日時点)

〇JR東日本只見線会津川口─只見間 平成23年7月新潟・福島豪雨のため 
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため 
〇南阿蘇鉄道高森線立野─中松間 平成28年熊本地震のため 
〇JR九州日田彦山線添田─夜明間 平成29年7月九州北部豪雨のため 
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇アルピコ交通上高地線松本─渚間 令和3年8月大雨被害のため

page top

2021年11月のメモ帳

11月1日
■東京地下鉄・日立製作所・岩崎電気 18000系1両で空気循環式紫外線清浄機の搭載試験を開始
11月2日
■国土交通省 緊急安全統括管理者会議を開催 2021年10月31日に京王電鉄の列車内で発生した傷害事件を受けて,国土交通省はJR7社・大手民鉄16社・公営地下鉄9社(大阪高速電気軌道を含む)の安全統括管理者,鉄道総研,日本民営鉄道協会,日本地下鉄協会,第三セクター鉄道等協議会を招集し,オンラインにて同会議を開催した.
11月3日
■高松琴平電気鉄道1000形120号・3000形300号が引退 今後,仏生山駅や同工場構内で車両入換などを行う事業用車両として使用される.
11月4日
■JR東日本 Suicaデータでコロナの影響調査結果を発表
11月5日
■JR東日本水戸支社 勝田車両センター60周年記念でE531系5両1本に対して赤電をイメージしたラッピングを実施
11月6日
■近畿日本鉄道・鉄道友の会 80000系「ひのとり」の受賞記念式典を実施
11月9日
■JR東日本 架線設備モニタリング本格導入を発表 「East-i」に搭載したカメラやセンサで取得したデータを元に,メンテナンスの省力化につなげる在来線の架線設備検査「架線設備モニタリング」について,10月から検査体系を全て移行して本格導入を開始したと発表,11月からはAI(人工知能)で設備状態の良否を自動判定するシステムも試行を開始した.
■JR東日本 「新幹線YEAR2022」キャンペーンの展開を発表
11月10日
■JR北海道 新形ラッセル気動車キヤ291形の開発および導入を発表
■阿佐海岸鉄道 デュアル・モード・ビークル(DMV)の運転開始日を12月25日に決定を発表
11月11日
■JR東日本 上越新幹線で「はこビュン」を活用した鮮魚や日本酒輸送を実施 大宮を中心とした埼玉エリアの乗客需要に応えるため,同駅を終着とする臨時列車「とき10号」(新潟11:04発→大宮12:42着)を設定,鮮魚類と今朝搾り日本酒を輸送した.なお,輸送に際して10号車は積載商品専用車とした.
■東武鉄道 日光・鬼怒川方面の新型特急電車N100系の導入を発表
11月12日
■JR東日本・JR北海道 「新幹線オフィス車両」でのリモートワーク支援ツール貸出に関する詳細などを発表 「こまち」「つばさ」「つるぎ」を除く各新幹線の8号車をリモートワークオフィス車両とする.期間は土休日および最繁忙期を除く平日のみ.車両の運転開始は11月22日,支援ツール貸出は12月1日から.
11月15日
■運転再開 飯田線(伊那新町─辰野間) 令和3年8月の大雨で被災した不通区間.
■JR東日本仙台支社 仙石線松島海岸駅新駅舎の使用を開始
11月16日
■JR東日本 山形新幹線「つばさ」の全車指定席化と秋田新幹線「こまち」の特急料金改定を発表
■JR東日本・JR東日本メカトロニクス・三菱電機 新型ホームドア試作機を実環境試験 試作機は南武線登戸駅1番線ホームの川崎方端部の線路から離れた位置に設置,期間は12月23日までの予定.
11月17日
■JR東海 315系電車を2022(令和4)年3月5日に運転開始を発表 運転開始は中央線(名古屋─中津川間)で,同区間の普通列車は2023年度中に315系へと統一される.
11月18日
■JR西日本 岡山・備後エリアへの新形車両導入を発表 広島エリアと和歌山エリアで運転中の227系近郊形直流電車をベースにした車両で,2両編成と3両編成の計101両を新製する.
11月19日
■JR東日本盛岡支社「SL銀河」(花巻─釜石間)を2023年春に運転終了を発表 旅客車のキハ141系が2023年6月に検査時期を迎え,交換部品の調達も困難になっていることが理由.
■JR西日本・JR九州 貨客混載事業を本格化 鳥取県境港市の境港産の活け松葉ガニを特急「やくも」と山陽・九州新幹線を利用して鹿児島中央駅ビル内の店舗まで届ける輸送を開始,期間は2022年3月下旬まで不定期に実施.
■JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の子ども運転実質無料を発表 対象となるのはネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX予約」で,「エクスプレス予約」が2021年9月にサービス開始から20周年を迎えたことによるもの.期間は12月19日乗車分まで.
■北総鉄道北総線 運賃値下げを発表 2022年10月実施で国土交通省に対して,全体で15.4%引き下げる変更届を行った.
11月26日
■JR九州D&S列車「ふたつぼし4047」のデザイン発表 種車は「はやとの風」のキハ47形,キハ147形と「いさぶろう・しんぺい」の予備車であるキハ140形を再改造する.編成は中間にキハ140形を組み込む3両編成とする.
■東京都交通局都営新宿線を2022(令和4)年度末までに全列車10両編成化を発表 新たな10両編成については,平日は11月29日,土休日ダイヤは12月4日から運用を開始した.
11月27日
■ダイヤ改正 高松琴平電気鉄道志度線
11月28日
■運転再開 くま川鉄道(肥後西村─湯前間)
11月30日
■国土交通省 JR只見線会津川口─只見間における2者(JR東日本・福島県)の事業申請を許可
●災害発生などに伴う長期運休区間(12月13日時点)

〇JR東日本只見線会津川口─只見間 平成23年7月新潟・福島豪雨のため 
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため 
〇南阿蘇鉄道高森線立野─中松間 平成28年熊本地震のため 
〇JR九州日田彦山線添田─夜明間 平成29年7月九州北部豪雨のため 
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線人吉温泉─肥後西村間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇アルピコ交通上高地線松本─渚間 令和3年8月大雨被害のため

page top

2021年10月のメモ帳

10月1日
■JR旅客6社と四国4県など 四国デスティネーションキャンペーン(四国DC)が開幕
■JR東日本・ジェイアール東日本物流 新幹線活用の新荷物輸送サービス「はこビュンQuick」を開始
■JR東日本 E4系新幹線 営業運転終了
10月3日
■JR西日本 W7系13編成の新製投入を発表 13本中2本は令和元年台風19号で被災した車両の代替によるもの.
10月5日
■JR北海道・JR東日本・JR西日本 2022(令和4)年4月1日から新幹線と一部の在来線特急を対象に再繁忙期料金設定を発表
■JR東日本 列車を活用した荷物輸送サービスの名称を「はこビュン」と決定
10月8日
■近畿日本鉄道 12200系新観光特急「あをによし」が2022年4月29日に登場と発表
■JR西日本金沢支社・福井県・小浜線沿線6市町など 小浜線沿線観光活性化会議(第1回)を開催
10月10日
■JR東日本盛岡支社 485系「ジパング」の営業運転を終了
10月14日
■JR北海道 「SL冬の湿原号」の客車リニューアルの詳細を発表 2021(令和3)年度から翌2022年度にかけて,「SL冬の湿原号」に用いられているスハシ44形と14系客車のリニューアルを行う.2021年度は編成緩急となるスハフ14形2両に対して行い,雄大な釧路湿原や丹頂を間近に感じることができる車両である「たんちょうカー」を設定する.翌2022年度はスハシ44形1両とオハ14形2両に対して行い,だるまストーブを設置してSL列車の旅の雰囲気を満喫できる車両である「ストーブカー」を設定する.
10月15日
■JR旅客6社 冬の臨時列車運転計画を発表 12月1日から2022年2月28日の計90日間にかけて運転する臨時列車の計画を発表
■JR貨物 九州向けEF510形の新製を発表
■東武鉄道 「SL大樹」展望車 オハテ12形を報道公開
■文化審議会 キハ07 41を重要文化財に指定するように文部科学大臣へ答申 
10月16日
■JR九州 787系「36プラス3」 登場1周年
10月18日
■JR四国キハ185系「伊予灘ものがたり」を2022(令和4)年春に投入を発表 2014(平成26)年7月にキハ47形を種車に改造したキロ47形「伊予灘ものがたり」を置き換えるため登場する.
■運転再開 小湊鉄道 光風台─上総牛久間
■総合車両製作所 フィリピン南北通勤鉄道向け車両(1編成8両)の出荷を開始
10月19日
■JR東日本仙台支社「とれいゆ つばさ」を2022年3月に運転終了と発表
10月20日
■日本デザイン振興会 2021年度グッドデザイン賞を発表 鉄道車両関係では,JR東海のN700S,JR西日本のWEST EXPRESS 銀河,東京地下鉄18000系,広島高速交通のアムストライン7000系.
10月22日
■東京モノレール モノレール浜松町駅の建替工事に着手
10月23日
■JR東日本 渋谷駅山手線内回りホーム拡幅で線路切替(24日まで) 渋谷駅改良工事の一環で,山手線内回りホーム拡幅のため,線路切替工事を実施した.工事に伴い,山手線内回り池袋─大崎間は23〜24日(22日終電後から25日初電まで)にかけて終日運休した.
10月27日
■JR西日本 在来線に新総合検測車DEC741形の導入を発表
■JR九州 2022年秋から特急「ふたつ星4047」の運行開始を発表 西九州新幹線の開業に合わせて,新しいD&S列車として登場.改造種車はキハ40形とキハ47形で,運転区間は武雄温泉─長崎間(午前発は武雄温泉─肥前山口─長崎,午後発は長崎─早岐─武雄温泉)である.
10月28日
■JR東日本仙台支社 在来線用の新形レール削正車を導入 JR東日本では初となるミリングホイールによる削正方式と,日本初の摺動式グラインディング装置を採用したレール削正車である.
10月29日
■JR東日本千葉支社 京葉線(新習志野─海浜幕張間)の新駅を「幕張豊砂」と発表 新駅は両駅から約1.7km,上り線は高架,下り線は地平の区間に位置し,ホームは2面2線の各10両対応とする.
10月30日
■阪神電気鉄道 大阪梅田駅新1番線 使用開始 2015(平成27)年3月から実施している大阪梅田駅改良工事の一環で,旧1番線降車ホームの北側で構築を進めていた.併せて,新1番線ホームへの可動式ホーム柵の使用を開始する.
10月31日
■京王線の特急電車車内で殺人未遂および火災事件が発生 31日20時前,東京都調布市を走行中の京王線特急電車の車内で発生.刃物を持った男が,先頭から6両目で火を付け,8両目で男性乗客1名を刺した.
■札幌市交通事業振興公社(札幌市電) M101が引退
●災害発生などに伴う長期運休区間(11月11日時点)
〇JR東日本只見線会津川口─只見間 平成23年7月新潟・福島豪雨のため 
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため 
〇南阿蘇鉄道高森線立野─中松間 平成28年熊本地震のため 
〇JR九州日田彦山線添田─夜明間 平成29年7月九州北部豪雨のため 
〇JR九州肥薩線八代─吉松間 令和2年7月豪雨災害のため 
〇くま川鉄道湯前線全線 令和2年7月豪雨災害のため.
●令和3年8月大雨被害による運休区間(11月10日時点)
〇JR東海飯田線伊那新町─辰野間(※11月15日運転再開予定)
〇アルピコ交通上高地線松本─渚間(10月8日に渚─新村間は列車運転再開)
●令和3年9月台風14号に伴う運休区間(11月10日時点)
〇JR九州日南線青島─志布志間 内海─小内海間の土砂流入

page top

2021年9月のメモ帳

9月1日
■JR西日本 新株式発行と同社株式の売り出しについて決議 成長戦略実現への投資で,早期の財務体質改善を図る.調達した資金は,中長期的な原資として,鉄道オペレーションの生産性向上や車両新製,まちづくり開発などの設備投資に充て,残額が生じた場合は長期債務の返済資金に充当する.
■JR東日本ほか インド高速鉄道プロジェクトで新会社を設立 専門的な電気システム分野の業務について,発注者であるインド高速鉄道公社(NHSRCL)の代理・代行業務を担う.
■JR四国・四国交通 代替輸送契約を締結 事故や災害時の代替輸送契約を締結した.対象区間は土讃線阿波池田─大歩危間,四国交通祖谷線阿波池田駅前─大歩危駅前間,四国交通山城線阿波池田駅前─川口駅前間.
9月3日
■相模鉄道21000系を報道公開
9月4日
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 西九州新幹線(武雄温泉─長崎間,67.0km)のレール敷設工事完了
9月5日
■運転再開 JR西日本山陽線(厚東─厚狭間)
9月7日
■運転再開 JR東日本中央線(塩尻─辰野間)
■JR東日本 山手線省エネ運転を試行
■東急電鉄・首都高速道路・首都高技術 鉄道版インフラドクターの導入
9月8日
■JR東海 電気式軌道自転車を試験導入 在来線の線路設備における安全点検で使用する軌道自動自転車の電動化開発に取り組み,2021年7月から紀勢線で試験導入を開始したことを発表した.
9月10日
■JR北海道・JR四国 債務を株式化する「デット・エクイティ・スワップ」(DES)の手法で新株式を鉄道建設・運輸施設整備支援機構に発行 2020(令和2)年12月に発表された国の新たな支援の一環で,いずれも会社発足以来初の事例となる.新株式の発行額は,JR北海道約230億円,JR四国約69億円で,いずれもコロナ禍により悪化した財務状況の改善を図る.
■JR九州・宮崎交通 宮崎県における地域輸送サービスの連携に関する覚書の締結を発表 第一弾は,日豊線の高鍋駅にて列車とバスとの乗り継ぎ不便を向上させ,利用促進につなげる.
9月14日
■JR東日本東京支社 品川駅改良工事で京浜東北線北行と山手線外回りの同一ホーム乗換を12月5日に開始を発表 2011(平成23)年10月以降に行われた一連のホーム改良工事は今回で完了する.
9月15日
■運転再開 JR西日本呉線(三原─竹原間) 7月の大雨で安芸長浜─大乗間の東川トンネル上部を通過する東川の護岸や川床が洗掘されたため,広島県が応急措置を行ったが,8月中旬の大雨による増水で川床のシートが流されていることが判明したほか,その後の大雨で同川下部の鉄道施設の安全確認ができず,運転を見合わせていた.
■JR北海道 2022(令和4)年春ダイヤ見直しの検討概要を発表
■JR北海道 札幌駅工事について2022(令和4)年度までの実施概要を発表
9月16日
■JR東日本メカトロニクス 交通系ICカード発行2億枚達成
9月17日
■運転再開 JR九州久大線(日田─豊後森間)
■JR東日本横浜支社 相模線に投入する新形車両E131系500番代を11月18日から順次営業運転を開始することを発表 2021(令和3)年度中に12編成を導入し,205系500番代すべてを置き換える.
9月18日
■運転再開 叡山電鉄鞍馬線(市原─鞍馬間) 2020(令和2)年7月に発生した土砂崩れの影響で不通となっていた.
9月22日
■JR東海 東海道新幹線の列車無線にミリ波方式を採用し全線に整備を発表 300倍の高速,大容量通信が可能となる.2027(令和9)年1月の運用開始を目指す.
■JR東海 浜松工場での全般検査40,000両突破に伴う記念式典を開催
■JR東日本相模線向けE131系500番代を報道公開
9月27日
■JR貨物・中央共同募金会 赤い羽根共同募金のポスターなどをラッピングしたEH200形直流電気機関車の運行を開始
9月28日
■JR東日本横浜支社 相模線(茅ヶ崎─寒川間)開業100周年
■JR西日本岡山支社 キハ40系新観光列車名を「SAKU美SAKU楽」に決定 2022(令和4)年7〜9月に展開する岡山デスティネーションキャンペーン(岡山DC)開催に伴い,津山線などに導入する新観光列車の列車名について決定した.新観光列車はキハ40形1両を改造し,2022年2月頃に工事へと着手,7月の運転開始を予定している.
9月30日
■政府 緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置を全都道府県で解除
●災害発生などに伴う長期運休区間(10月12日時点)
〇JR東日本只見線会津川口─只見間 平成23年7月新潟・福島豪雨のため 
〇JR北海道根室線東鹿越─新得間 平成28年台風10号のため 
〇南阿蘇鉄道高森線立野─中松間 平成28年熊本地震のため 
〇JR九州日田彦山線添田─夜明間 平成29年7月九州北部豪雨のため
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(10月12日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.
●令和3年7月豪雨災害に伴う運休区間(10月12日時点)
〇小湊鐵道光風台─上総牛久間(馬立─上総牛久間での路盤流出)

page top

2021年8月のメモ帳

8月2日
■国土交通省四国運輸局 阿佐海岸鉄道の運賃変更を認可
■JR東日本 JR東京総合病院の病棟建て替えを発表 2022(令和4)年春に本体工事に着手,健康管理棟は2024(令和6)年春頃,新病棟は2025年春頃のオープンを目指す.
■JR西日本不動産開発 富山駅周辺地区土地区画改良整理事業地で新築工事を進めているJR富山駅ビルの外観デザインを発表 景観資産である立山連峰の姿を表現したデザインとする.
8月3日
■JR九州 第1四半期連結決算を発表 前期のコロナ禍の反動で,鉄道事業を中心にコスト削減を取り組んだ結果,営業損益は赤字であったが,計上,四半期の各損益は2期ぶりに黒字を確保した.
■JR九州 在来線特急料金値上げを発表 2022(令和4)年4月1日乗車分から在来線の特急料金を,自由席料金は25kmまで500円(現行310円),100kmまで1,200円(950円),200kmまで2,200円(1,410円),301km以上2,600円(1,680円)など.値上げ率は約19〜61%である.一部区間で設定の特定特急料金についても値上げをする.指定席料金は大形連休期間中や夏休み,年末年始,春休み期間を対象に730円(現行530円),D&S列車の「あそぼーい!」「かわせみ やませみ」などの一部座席に適用している料金は940円(740円)とそれぞれ200円値上げする.
8月4日
■JR東海 台車不具合などの再現を体感できる教育設備「S-sense(エッセンス)」を開設 大阪府摂津市にある大阪台車検査車両所にN700系の廃車部品などを利用して,整備不備による台車の不具合などを再現,体感できる装置を設け,安全最優先の文化を醸成する.
8月5日
■JR北海道 根室線(釧路─根室間)の開業100周年
8月7日
■鉄道総研 車両試験装置が機械遺産に認定
8月10日
■名古屋鉄道 10月30日にダイヤ改正の実施を発表 コロナ禍の影響による旅客需要減少に対応するもので,豊川線,尾西線,各務原線において昼間帯の運行本数の見直しや一部運行区間の変更などを実施する.また,名古屋本線,竹鼻線,羽島線,豊川線,広見線にて深夜帯の運行本数の見直しと一部運行区間の変更を実施する.このほか,瀬戸線の昼間帯の種別をすべて普通列車に変更し,運行間隔を均一化する.
8月11日
■令和3年8月11日からの大雨被害により北海道を除いた日本各地にて鉄道の運休などが発生
8月19日
■JR東日本 東北線(小山─黒磯間)・日光線向けJR東日本E131系600番代を報道公開 同線で用いられている205系600番代を置き換える.
■JR北海道 「話せる券売機」の導入拡大を発表
■JR四国 鉄道建設・運輸施設整備支援機構から出資金受け入れを発表 出資金は560億円で,生産性の向上に活用する.
■JR旅客6社・四国4県(徳島県,香川県,愛媛県,高知県)ほか 四国デスティネーションキャンペーンの概要を発表 期間は2021年10月1日から12月31日まで.
8月20日
■政府 緊急事態宣言の対象エリアに7府県(茨城県,栃木県,群馬県,静岡県,京都府,兵庫県,福岡県)追加と6都府県(埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,大阪府,沖縄県)の発出を8月31日から9月12日までに延長
■JR旅客6社 お盆期間中(8月6〜17日)の輸送概況を発表
■JR旅客6社 秋の臨時列車運転計画を発表
8月23日
■文化審議会 「高輪築堤」一部を史跡指定へ 高輪ゲートウェイ駅周辺で出土した遺構の一部を史跡にするように文部科学大臣に答申,近く答申通り指定される.
■JR東日本 「新幹線レールゴー・サービス」を2021年9月30日に終了を発表
8月26日
■JR東日本 10月2日から上越新幹線にE7系の追加投入を発表 E4系新幹線の引退に伴うもので,東京─新潟間の「とき」では定期列車26往復中16往復がE7系に置き換わる.また,平日は普通車全車自由席として運転していた「とき300号」(新潟6:09発→東京8:12着)は,10月2日から一部車両を普通車指定席として着席ニーズに応える.
■JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線にテレワーク車両の導入を発表
■JR西日本・福井県 北陸新幹線敦賀開業後の並行在来線(金沢─敦賀間)を資産譲渡へ基本合意
8月30日
■JR東日本・JR東日本メカトロニクス・アートの3社 Suicaなどの交通系ICカードを入退室時のカギとして利用できるサービス「Suica」スマートロックの提供を2021年12月から開始を発表
8月31日
■JR九州 西九州新幹線開業後に長崎線(肥前山口─諫早間)の上下分離へ許可申請
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(9月10日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.
●令和3年7月豪雨災害に伴う運休区間(9月10日時点)
〇小湊鐵道光風台─上総牛久間(馬立─上総牛久間での路盤流出)

page top

2021年7月のメモ帳

7月1日
■7月1日からの大雨被害により北海道を除いた各地で鉄道の運休などが発生
■JR西日本グループ 駅・運輸サービス会社再編 JR西日本メンテックグループを7社から3社体制に変更,駅業務(一部除く)をJR西日本交通サービスグループの2社に移管など実施.
7月2日
■JRシステム・JR西日本 マルス顧客操作型端末MV-50の実証実験をスタート
7月6日
■JR東日本 大規模地震対策の優先順位見直し 2021(令和3)年2月に発生の福島県沖地震の被害状況を踏まえ,大規模地震対策の優先順位を見直し,優先度の高い設備の地震対策を推進する.
7月8日
■叡山電鉄 土砂災害による運休区間の運転再開見通しについて発表 鞍馬線(市原─鞍馬間)について,順調に復旧工事が進んだ場合は9月中に運転を再開予定とした.
7月9日
■JR東日本・首都圏民鉄各社 東京2020オリンピック大会における4都県(東京都,神奈川県,千葉県,埼玉県)の会場を無観客開催へ変更に伴い五輪期間中の終電繰り下げ運転や臨時列車の増発を取り止めを発表
■JR九州 九州新幹線の線路保守作業で使用するレール削正車追加投入を発表 西九州新幹線(武雄温泉─長崎間)の開業を見据えて既存車を含めて2編成体制に増強する.
7月11日
■JR北海道 札幌発最終列車繰上げ終了 新型コロナ感染症まん延防止等重点措置解除に伴い,5月12日から実施の札幌発各方面行き最終列車の繰上げを終了,翌12日から通常運転とした.
7月12日
■政府 東京都に緊急事態宣言を発令 6月20日にまん延防止等重点措置に移行したが,一日あたりの新規感染者数の再び増加に伴い,緊急事態宣言(4回目)を発令した.
7月14日
■東武鉄道 車上データ有効活用システム「Remote」を本格導入を発表
7月15日
■交通政策審議会が「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」を答申
7月16日
■東京都交通局 岩本町駅に副名称を導入 副名称は「秋葉原」.
■東京都交通局 東京2020大会の競技会場最寄り駅名に9月30日まで副名称設置 国立競技場は「オリンピックスタジアム・東京体育館」,青山一丁目は「オリンピックスタジアム」,九段下は「日本武道館」,両国は「国技館」とする.また,4駅の列車接近メロディを東京2020大会公式ビートである「Make The Beat!」をアレンジしたものに変更する.
■小田急百貨店新宿店本館を2022年9月末で営業終了 同年10月以降,新宿店は新宿西口ハルクを改装して営業を継続する.新宿店本館跡地には,高層部はハイグレードなオフィス機能,中低層部は新たな顧客体験を提供する商業機能を備える地上48階,高さ約260mの超高層ビルを計画し,2029(令和11)年度の竣工を予定.
7月17日
京成電鉄 京成本線(京成船橋─京成津田沼間)・千葉線(京成津田沼─千葉中央間)開業100周年
7月26日
■JR東日本・秋田県 田沢湖線(赤渕─田沢湖間)へ新たなトンネルを建設する覚書を締結
7月28日
■JR西日本 10月2日ダイヤ改正の概要を発表 鉄道の利用は将来的にもコロナ禍前の水準に戻らないという認識のもと,昼間時間帯を中心に利用状況と列車本数の乖離が大きい線区・区間の127本の見直し,削減を行う.
■JR九州 西九州新幹線向けN700S(6両編成)の車両デザイン決定を発表 コーポレートカラーの赤をあしらった外観には,列車愛称「かもめ」の文字を大胆に配し,車内も一部座席に木製シートを採用するなどJR九州らしさを表現した.
7月29日
■政府 緊急事態宣言4府県(埼玉県,千葉県,神奈川県,大阪府)追加と東京都・沖縄県の宣言期限を8月31日まで延長の方針
■JR西日本岡山支社・ヤマト運輸・晴れの国岡山農業協同組合・ジェイアールサービスネット岡山 伯備線(備中高梁─岡山間)での農産品定期輸送と岡山駅構内での販売を開始
7月30日
■筑豊電気鉄道 西黒崎駅を10月1日から4カ年程度営業休止を発表 国道3号黒崎バイパス建設工事に伴い,一部ホームの撤去が予定されていること,また駅周辺を工事車両や重機が頻繁に通行して乗客の安全確保が難しいため.
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(8月10日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.
●令和3年7月豪雨災害に伴う運休区間(8月10日時点)
〇小湊鐵道光風台─上総牛久間(馬立─上総牛久間での路盤流出)
〇小湊鐵道里見─上総中野間(上総大久保─養老渓谷間での路盤流出)

page top

2021年6月のメモ帳

6月1日
■政府9都道府県(北海道,東京都,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,岡山県,広島県,福岡県)に発令の緊急事態宣言を6月20日まで延長
■JR東日本「TOHOKU MaaS」高速バスなど予約機能追加を発表
■JR西日本大阪工事事務所 なにわ筋線工事所を発足
■京阪電気鉄道5000系の運転終了時期を9月頃に延期を発表
■JR貨物 荷役機械の検査・修繕管理機能導入
6月2日
■東京地下鉄18000系を報道公開
■JR北海道 第4回経営改善委員会を実施
6月3日
■国土交通省・JR九州 九州新幹線西九州ルート(新鳥栖─武雄温泉間)の整備方式をオンラインにて協議 2020(令和2)年11月に開かれた協議につづくもので,フル規格整備の場合における並行在来線(長崎線・佐世保線)の経営分離を行わずに,ひきつづきJR九州が運行を担うべきという意見への考え方をJR九州が示した.
■JR東日本高崎支社 上越線(新前橋─渋川間)開業100周年
■水島臨海鉄道 電気式ディーゼル機関車DD200形601号機を導入 JR貨物以外の鉄道事業者にてDD200形を導入するのは初.
6月4日
■東武鉄道100系「スペーシア」 リバイバルカラーを報道公開
6月8日
■JR東日本 異常気象に備えた新幹線の防災対策強化を発表
■JR東日本 「ゼロカーボン・チャレンジ2050」の取り組みを発表 JR東日本グループ全体で2050年度の二酸化炭素排出量を実質ゼロに挑戦する環境長期目標の達成に向けて,新技術の積極導入などを行う.
6月9日
■JR東海 名古屋駅5・6番線ホームに可動柵設置を発表 使用開始時期は6番線が2023(令和5)年7月,5番線が2024(令和6)年6月.
6月10日
■JR東日本大宮支社 浦和駅構内でテロなどの対応訓練を実施
■関東ICカード相互利用協議会 Suica・PASMOへの障がい者割引の導入を発表 サービス開始は2022(令和4)年度後半を目指す.
6月14日
■JR東日本・JR北海道 東北・北海道新幹線「はやぶさ」全列車に「新幹線オフィス」推奨車両を設置 期間は6月14日から7月16日にかけての平日で,座席で通話やウェブ会議が可能な「新幹線オフィス」の実証実験第2弾を,全列車における1号車をリモートワーク推奨車両として実施する.また,一部列車では快適にリモートワークを行えるツールの貸し出しも行う.
6月17日
■JR東日本 東北線(小山─黒磯間)・日光線・相模線へE131系電車の投入を発表 東北線・日光線向けに3両×15本,相模線向けに4両×12本をそれぞれ新製する.
■JR西日本 大阪環状線・桜島線で列車および号車別の混雑状況の提供サービスを開始 対象は323系で用いる列車で,号車ごとの混雑状況,車内温度,列車の走行位置,遅延状況などが見られるほか,弱冷房車,女性専用車,車椅子・ベビーカースペースの位置といった車両設備情報を画面から確認できる.利用状況やシステムの整備状況を踏まえて,2022年春ごろを目安に東海道・山陽線などの他線区への展開も計画する.
6月18日
■JR東日本 上越新幹線E4系「Max」の定期運行を10月1日に終了を発表
6月20日
■政府 9都道府県(北海道,東京都,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,岡山県,広島県,福岡県)に発令の緊急事態宣言を解除 沖縄県は7月11日まで緊急事態宣言を延長.7都道府県(北海道,東京都,愛知県,京都府,大阪府,兵庫県,福岡県)はまん延防止等重点措置に変更.
6月21日
■JR東日本・JR東海・JR西日本・東急・西武ホールディングス・近鉄グループホールディングスなど 新型コロナウィルスワクチンの職域接種を実施開始
6月23日
■JR東日本仙台支社・山形県 「ワーケーション新幹線」の運転を発表 2021(令和3)年10月1日から「とれいゆつばさ」を活用して,新幹線車内のワーケーションの需要創出や,他の施設では得られない新しい体験の活用を目指す.
6月25日
■JR西日本 電気式気動車DEC700形の導入を発表
■JR東日本盛岡支社 大船渡線BRTと気仙沼線BRTに計3駅の新駅設置を発表 大船渡線BRTは気仙沼─鹿折唐桑間に内湾入口(八日町),気仙沼線BRTは大谷海岸─陸前階上間に大谷まち,不動の沢─気仙沼間に東新城をそれぞれ設置する.
6月30日
■JR東日本・JR東海・東京地下鉄・東京モノレールなど 東京五輪期間中に臨時列車の運転を発表 JR東日本に関しては,東京五輪大会の開会式が行われる7月23日から開会式が実施される8月8日までの間,首都圏の深夜帯に山手線など計21路線で終電以降の深夜帯や競技会場最寄り路線の日中帯などに実施する臨時列車の運転計画を発表した.
■JR九州 キハ66・67形引退 山陽新幹線博多開業が行われた1975(昭和50)年3月に登場.当初は北九州地区で用いられていたが,2001(平成13)年10月の篠栗線・筑豊線電化に伴い,長崎地区へ転出した.
■JR東日本 只見線(会津川口─只見間) 第一種鉄道事業廃止の届出および第二種鉄道事業許可を申請 
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(6月10日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top

2021年5月のメモ帳

5月6日
■JR旅客6社 大型連休期間中(4月28日から5月5日)における輸送概況を発表
5月7日
■JR東日本 大型連休期間中における平日の一部線区列車削減の実施を取り止め 緊急事態宣言発令に伴い,国や自治体から要請などにより,4月30日と5月6・7日の計3日間に山手線や中央線(快速)などの一部線区にて実施が予定されていた朝または夕通勤時間帯の列車本数を8割へ減少について,4月30日と5月6日は実施されたが,6日時点で連休期間前の利用状態に戻っていたこと.また,列車混雑による遅延が発生していたことから6日付で7日に関しては中止となった.
5月11日
■政府 4都府県(東京都,京都府,大阪府,兵庫県)に発令の緊急事態宣言を5月31日まで延長を決定 翌12日からは愛知県と福岡県の2県も追加し,対象を6都府県とする.
■JR東日本 「みどりの窓口」配置駅の縮小を発表
5月12日
■JR西日本 大阪環状線の平日における最終列車繰上げを緊急事態宣言解除まで継続を発表 4月28日以降の平日深夜時間帯に実施している大阪環状線の一部列車運転取り止めについて,引き続き継続する.なお,東海道・山陽線,大阪環状線,桜島線で実施していた昼間時間帯における一部列車の運転取り止めは12日で終了し,通常ダイヤに復帰した.
■JR九州 筑肥線の終電時刻繰り上げ 福岡県への緊急事態宣言発出に伴い,筑肥線の終電時刻を繰り上げる.運休となる列車は上下各2本の計4本.
■東武鉄道 100系「スペーシア」を登場当時の塗装に変更することを発表 1990(平成2)年6月の登場から30周年を迎えたことによるもので,今年度は2編成に対して施工する.
5月13日
■JR西日本 北陸新幹線(金沢─敦賀間)における仮称駅の新駅名を決定 福井県越前市大屋町に設置される駅について,南越(仮称)としてきた駅名を「越前たけふ」に決定.そのほかの各駅(小松,加賀温泉,芦原温泉,福井,敦賀)は在来線と併設となるため,同じ駅名とする.
■JR西日本 2021年7〜12月の「WEST EXPRESS 銀河」は紀南方面へ運転を発表 区間は京都─新宮間で,下りは夜行,上りは昼行で運転する.
5月16日
■政府 3道県(北海道,岡山県,広島県)に緊急事態宣言発令
■東京地下鉄 千代田線北綾瀬駅の太陽光発電システム増設 ホーム延伸工事に伴い稼動停止としていた同システムについて,発電能力を増強して再開した.発電した電力は,ホームドアやエレベーターなど駅設備の電力として活用する.稼動停止前の最大出力は20kWであったが,稼働後は32kWとなり,年間で最大13.6tの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれる.
5月18日
■国土交通省 くま川鉄道に復旧補助 2020(令和2)年7月豪雨で被災し,全線で運転の見合わせが続いているくま川鉄道に対して,「特定大規模災害等鉄道施設災害復旧事業費補助金」による支援を行うと発表した.
■JR西日本 2021(令和3)年10月ダイヤ改正実施を発表
■JR東海 315系新形通勤電車のインテリアデザインを発表
■JR九州 九州新幹線(博多─鹿児島中央間)で荷物輸送サービスを開始 サービス名は「はやっ!」便で,車内の空きスペースを活用して同区間の荷物の預け出しから受け取りまで最速2時間40分を実現,企業間の急ぎの書類や機械部品,生鮮品などをスピーディーに運搬して,新たな需要を掘り起こすのが狙い.
■JR九州・佐川急便 宅配便荷物を九州新幹線で運ぶ貨客混載事業の協業について本格稼働 新幹線車内の業務用スペースを活用するもので,福岡市と鹿児島市の間で宅配便の即日配達が可能となる.
5月20日
■JR西日本 2022(令和4)年夏の岡山デスティネーションキャンペーンを契機に新たな観光列車の導入を発表 車両はキハ40系1両,外装イメージは淡いピンク色の一色塗装とする予定.
5月21日
■国土交通省 青函トンネル内210km/h走行運転実施を発表 期間は8月12〜16日の5日間で,始発列車から15時30分頃までの列車を最高210km/hの高速走行を実施する.これに伴い,各日上下計14本の列車のダイヤを変更する.
5月22日
■南海電気鉄道 ダイヤ改正 高石市の南海本線・高師浜線連続立体交差事業における工事に伴い,高師浜線を約3年間運転休止してバス代替輸送を行うほか,コロナ禍における利用状況を考慮して空港線の列車本数見直し,南海本線,高野線の列車運転時刻の繰り上げなどを実施する.
5月23日
■政府 沖縄県への緊急事態宣言を発令
5月26日
■鉄道友の会 ブルーリボン賞・ローレル賞決定 ブルーリボン賞は近畿日本鉄道80000系「ひのとり」,ローレル賞はJR東日本E261系「サフィール踊り子」,JR東海 N700Sをそれぞれ選定した.
5月28日
■政府 9都道府県の緊急事態宣言を6月20日まで延長
5月31日
■芳賀・宇都宮LRT HU300形を報道公開
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(6月10日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top

2021年4月のメモ帳

4月1日
■JR旅客6社など 東北デスティネーションキャンペーン(東北DC)が開幕 青森,岩手,秋田,山形,宮城,福島の6県合同で,9月30日までの半年にわたって開催される.なお,6県合同での実施はJR発足後初めてで,デスティネーションキャンペーンが半年間の開催も初となる.
■JR東日本秋田支社 秋田車両センターの組織改正 秋田車両センターのうち新幹線検修部門を新幹線統括本部所属の「秋田新幹線車両センター」,在来線研修部門を秋田総合車両センター所属の「秋田総合車両センター南秋田センター」として開所・発足した.
■JR東日本 内原E-stockを運用開始 電子連動装置の長寿命化に伴って必要となる同装置の予備品を,長期的かつ効率的に保管や管理する倉庫を常磐線内原駅構内に開設して運用を開始したもの.予備品を全社的に一括管理,供給する拠点となる.
■小田急電鉄・小田急トラベル 団体向け企画商品「ロマンスカー遠足」を発売開始 子どもの保育園行事が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で軒並み中止となる中,「ロマンスカーで子どもたちに元気を届けよう」という目的からプロジェクト化したもの.保育園,小学校(低学年)の遠足向け商品で,社員による仕事紹介や小田急線に関するクイズなどのメニューを用意し,ロマンスカー車内で楽しみながら学べるようにした.使用車両は30000形「EXEα」または60000形「MSE」を用いる予定.
4月6日
■JR東日本 2021(令和3)年度のホームドアの整備について発表 延べ21駅の42番線で整備を実施する.
■JR東日本 北東北3県(青森・岩手・秋田)各エリアの在来線44駅にSuicaの導入を発表
4月7日
■JR西日本 国内鉄道業界では初の軌陸両用の鉄道電気工事用車両「ブラケットハンドリング車」の開発を発表
■JR西日本 「おためし地方暮らし」プロジェクトの実証実験開始を発表.
4月8日
■JR東海 2021年3月および2020(令和2)年度における輸送概況を発表
■JR北海道 宗谷線東風連駅の移設と改称を発表 宗谷線名寄─風連間の東風連駅について,2022(令和4)年春に駅名を名寄高校に改めたうえで,現在地より約1.6km名寄方面に移設すると発表した.現在は駅から約1.5kmに位置する北海道立名寄高校への通学生は,約20分歩いて通っているが,駅の移設後は高校前から約200mの距離となる.
■JR西日本・兵庫県 2023(令和5)年7〜9月にJR旅客6社などによるデスティネーションキャンペーンの開催を発表.
4月13日
■JR東日本 インターネットJR券申し込みサービス「えきねっと」の6月27日リニューアルを発表 列車の申し込み操作の簡素化,新たな割引商品の申し込み開始,受け取り時間の延長,支払い方法の拡充などで変更される.
4月14日
■JR北海道 札沼線新駅名称をロイズタウンに決定 新駅はあいの里公園から2.8km,石狩太美から1.4kmの地点に設置される.開業は2022年春を予定.なお,新駅設置に合わせて,駅名に旧国名の「石狩」が入っていた石狩太美と石狩当別は,石狩市に存在する駅と間違われるケースが多かったことを理由にそれぞれ太美,当別に改める.
4月15日
■京浜急行電鉄 1000形1890番代を報道公開
4月16日
■JR東日本水戸支社 インテグレート保守用車群「GMAC」を2021年度下期以降に全車運用開始へ
■JR四国「運行情報等表示端末」を77駅に設置
4月19日
■小田急電鉄「ロマンスカーミュージアム」開館
4月20日
■東武鉄道 大師線で添乗員付き自動運転の実施を発表
4月21日
■JR東日本 「高輪築堤」の一部を現地保存することを発表
■JR九州 肥前山口の駅名を改称へ 2022(令和4)年秋頃に開業を予定している九州新幹線西九州ルート(武雄温泉─長崎間)の開業日に合わせて,肥前山口を江北とする.江北とは肥前山口駅が所属する江北町の名から来ている.
4月23日
■政府 4都府県に対して緊急事態宣言を発令 3度目の発令は東京都,京都府,大阪府,兵庫県に対して実施した.期間は5月11日までとしたが,5月7日に5月31日まで延長すると発表した.
■JR九州・JR九州駅ビルホールディングスなど JR熊本駅ビル開業セレモニーを実施 熊本駅白川口(東口)に設置,地上12階・地下1階建て,延べ床面積約11万平方メートルとし,1〜9階にアミュプラザくまもと,9〜12階にプレミアムホテルが入る.
4月29日
■JR北海道・JR東日本・JR西日本 新幹線および在来線などの車内サービスを中止 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため.なお,東北・北海道,北陸新幹線のグランクラス(飲料・軽食有り)は営業を中止して発売を見合わせる.
4月30日
■JR東日本・首都圏民鉄各社 大型連休期間中における平日の列車削減を実施 緊急事態宣言発令による国,自治体からの要請等により,一部の線区,区間において,朝または夕通勤時間帯を8割に減少させる.4月30日,5月6・7日の3日間で実施を予定.
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(5月12日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top

2021年3月のメモ帳

3月1日
■運転再開 JR九州久大線(豊後森─庄内間) 2020(令和2)年7月における豪雨災害の影響で一部区間が不通となっていた久大線は全線で運転再開した.
3月2日
■西武鉄道 軽量型ホームドアの採用を開始 同社では初となる軽量型ホームドアを国分寺線の5番ホームにて使用を開始した.
3月3日
■JR東日本 東北・上越新幹線構造物の大規模改修に向けて実物大の新幹線模擬施設を構築したと発表
■JR東日本・農業総合研究所「JRE農業ステーション」の整備を発表 4月中に内房線江見,2021(令和3)年度中に水郡線上菅谷と中央線辰野の3駅周辺施設で農産物の集荷場を整備する.
■JR九州 嬉野温泉駅出入口の愛称を発表 東口を「塩田川口」,西口を「温泉口」に決定した.
■JR九州 「安全創造館」が移転開設したことを発表 社員研修センター(福岡県北九州市門司区)の建て替えに伴うもの.同施設は過去の重大事故を教訓に社員の安全意識の高揚を目指して2011(平成23)年に設置された.
3月5日
■JR東日本盛岡支社 E5系「はやぶさ」運転開始10周年記念キャンペーンを開始
3月8日
■JR四国 多度津工場保存の準鉄道記念物客車 ロ481号を高知県佐川町に無償譲渡を発表
3月9日
■JR東日本・山交バス・庄内交通 地域連携ICカードを利用したIC乗車サービスの提供で合意.
3月10日
■JR東日本・JR東海 新幹線車椅子スペースの拡充を発表 2021年7月に施行される改正バリアフリー法に対応するもの.
3月12日
■JR東日本 新幹線・特急列車における車内文字ニュースの提供終了 東北・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線と「ひたち」「ときわ」「成田エクスプレス」で提供している文字ニュースを同日で終了した.
■JR九州 九州新幹線全線開業10周年
■駅廃止 JR東日本 奥羽線 赤岩
3月13日
■ダイヤ改正 JRグループ7社・民鉄各社
■JR東日本 東北新幹線の臨時ダイヤにおける所要時間短縮 2月13日に発生した福島県沖地震の被災に伴い,所要時間が通常ダイヤより東京─仙台・盛岡間で1時間長くなっていたが,復旧作業の進展により3月13日始発から同区間の所要時間を30分程度短縮した新たな臨時ダイヤで運転を開始した.
■新駅開業 JR東日本奥羽線秋田─土崎間に「泉外旭川」,ひたちなか海浜鉄道 湊線平磯─磯崎間に「美乃浜学園」,えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川─梶屋敷間に「えちご押上ひすい海岸」,土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線球場前─安芸間に「あき総合病院前」が開業.○
■駅名改称 西武鉄道多摩湖線 西武遊園地を「多摩湖」,西武山口線 遊園地西を「西武園ゆうえんち」,秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線 阿仁前田を「阿仁前田温泉」に変更.
■駅廃止 JR北海道函館本線 伊納,釧網本線 南斜里,石北本線 北日ノ出,将軍山,東雲,生野,宗谷本線南比布,北比布,東六線,北剣淵,下士別,北星,南美深,紋穂内,豊清水,安牛,上幌延,徳満
3月15日
■名古屋鉄道 平日朝時間帯の急行列車で着席サービスの開始を発表 新鵜沼発の2本について,特別車両券を発行して乗車できるようにする.
3月18日
■国土交通省 北海道新幹線の青函トンネル内においてGWの期間の一部は最高時速210㎞で運転を発表 運転期間は5月3〜6日の4日間.
■JR東日本・群馬県内のバス事業者6社・群馬県バス事業協同組合 地域連携ICカードの導入を発表
■鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北海道新幹線(長万部─倶知安間)の昆布トンネル(10,410m)が貫通
3月21日
■新駅開業 富山地方鉄道 富山港線富山駅─インテック本社前間に「オークスカナルパークホテル富山前」,インテック本社前─奥田中学校前間に「龍谷富山高校前(永楽町)」が開業
3月22日
■政府 緊急事態宣言4都県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)も解除
3月25日
■JR東海 東海道新幹線車両アルミをリサイクルした新幹線再生アルミをグループ外に提供を発表 2020(令和2)年10月に東京ステーション開発が新幹線車体に用いていたアルミから塗装などの不純物を取り除き,高純度のアルミ合金のみ抽出する手法を開発し,アルミリサイクル技術の特許を取得した.この再生アルミを,英化粧品ブランドのザボディショップタカシマヤゲートタワーモール店(愛知県名古屋市)における店頭装飾に採用した.
3月26日
■JR東日本 東北新幹線通常ダイヤへ
■小田急電鉄 ロマンスカーミュージアムを報道公開
■JR北海道 北海道新幹線開業5周年
3月27日
■運転再開 JR東日本水郡線(袋田─常陸大子間)
■JR東日本奥羽線青森駅 新橋上駅舎と東西自由通路を使用開始
3月28日
■運転再開 上田電鉄(上田─城下間)○東武鉄道野田線 清水公園─梅郷間高架開業
3月29日
■JR北海道 キハ261系5000番代「ラベンダー」編成を報道公開
3月31日
■路線廃止 秋田臨海鉄道 北線(秋田港─秋田北港,2.5km),南線(秋田南─向浜,5.4km)
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(4月13日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top

2021年2月のメモ帳

2月1日
■JR東日本 「新幹線オフィス」の実証実験をスタート コロナ禍でのリモートワークの広がりに伴い,加速度的に普及したウェブ会議を座席でも実施可能な「リモートワーク推奨車両」を東北新幹線の列車のうち上下各4〜5本で,編成中の1両に設定.実験期間は2月26日までの平日で,追加料金は不要.座席の指定はないが,満席時には利用することができない.実験では,快適で効率的なリモートワークの実現のため,各企業と連携してツールなどの貸し出しを行い,個別のWi-Fiルーター,メガネ型ウェアラブルデバイス,アルコール除菌シートを使用可能とした.
■小田急電鉄 カメラとAIで踏切異常検知の実証実験第2期開始を発表 実験期間は6月までの予定で,新宿─代々木上原間の3踏切で行う.
2月2日
■政府 緊急事態宣言を延長 発出中の緊急事態宣言について,11都府県のうち栃木県のみを7日で解除し,残る10都府県(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,愛知県,岐阜県,京都府,大阪府,兵庫県,福岡県)を3月7日まで延長すると表明した.
2月5日
■JR東日本 首都圏11線区で実施の終電付近の一部列車運転取り止めを3月12日まで継続を発表
■東京モノレール 下り最終列車の運転取り止めを3月12日まで継続を発表
■首都圏民鉄各社 終電時刻切り上げ措置を3月12日まで実施を発表 ただし,3月27日のダイヤ改正を予定している京成電鉄,京浜急行電鉄,3月に大規模な改正を予定していない東京都交通局は終了時期を発表していない.
■伊予鉄道松山市内電車 低床式新型LRT車両5000形2両を追加導入
2月8日
■JR東日本横浜支社・神奈川県・藤沢市・鎌倉市 東海道線大船─藤沢間に新駅設置を発表 神奈川県と2市では,湘南地区における新たな都市拠点の形成に向けて,2018(平成30)年12月に藤沢市村岡地区と鎌倉市深沢地区の土地区画整理事業を一体施行で取り組むことと,村岡新駅(仮称)の設置に関する基本事項に合意していたもので,開業は2032(令和14)年度の予定.
2月9日
■JR九州 第3四半期連結決算を発表
■JR西日本・岡山市・総社市 吉備線(岡山─総社間)のLRT化計画について計画を中断 3者はコンパクトなまちづくりを進めるにあたって,吉備線のLRT化が必要と判断して,2018(平成30)年4月に役割分担や費用負担割合などに関して合意,その後の運転本数や駅の設置場所などを盛り込んだ基本計画の策定を進めたが,コロナ禍による大幅な減収や財政悪化などを考慮して,策定作業を中断することになった..
2月10日
■JR北海道「SL冬の湿原号」の営業継続を発表 2000(平成12)年1月8日に釧路─標茶間で運転を開始した同列車について,牽引するC11 171号機の全般検査や客車内装のリニューアル工事などに約4億円を投じ,2022年度以降の営業運転も続けると発表した.
2月12日
■近畿日本鉄道 12200系の定期運用終了
2月13日
■福島県沖地震発生 23時07分に福島県沖深さ約55kmでマグニチュード7.3の地震が発生.最大震度6強を宮城県蔵王町,福島県国見町・相馬市・新地町で観測,2月25日現在で計186名の死傷者(死者1名,負傷者185名)が発生している.
2月16日
■運転再開 JR東日本東北新幹線(一ノ関─盛岡間) なお,以下の運転再開線区はいずれも13日発生の福島県沖地震に伴うもの.
■JR東日本東京支社 常磐緩行線(綾瀬─取手間)の自動列車運転装置(ATO)を3月13日から使用開始することを発表
2月18日
■JR東日本千葉支社 房総・鹿島地区向け新型車両E131系を報道公開
■R北海道・北海道日高地方7町など 日高線(鵡川─様似間)のバス転換後における新たな交通体系案の概要を発表
■JR西日本 第4種踏切「ゲート」開発を発表
2月20日
■運転再開 JR東日本奥羽線(庭坂─米沢間)
2月21日
■東京地下鉄有楽町線・副都心線17000系営業運転開始
2月22日
■運転再開 JR東日本東北新幹線(仙台─一ノ関間)
2月24日
■運転再開 JR東日本東北新幹線(那須塩原─仙台間)一部区間での速度を落としての運転再開のため,運転本数は通常の8割程度で,東京─仙台・盛岡間の所要時間は1時間程度長くなる.また,北海道新幹線と直通運転は当面見合わせる.
■JR九州・佐川急便 九州新幹線の貨客混載を5月上旬にも事業化の方針を発表
2月25日
■JR東海 新幹線および在来線36駅に対してホーム上家の耐震補強を発表
2月26日
■JR東日本 福島県沖地震に伴う東北新幹線の損傷を約940カ所と発表
2月28日
■政府 緊急事態宣言を6府県で解除 解除となるのは愛知県,岐阜県,京都府,大阪府,兵庫県,福岡県.首都圏の4都県は3月7日まで継続(3月5日に21日までの再延長を発表).
●令和元年台風19号などに伴う運休区間(3月11日時点)
〇JR東日本水郡線 袋田─常陸大子間 橋梁流出のため(2021年3月27日運転再開予定)
〇上田電鉄別所線 上田─城下間 橋梁落下のため(2021年3月28日運転再開予定)
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(2月9日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top

2021年1月のメモ帳

1月1日
■駅名改称 富山地方鉄道 富山トヨペット本社前(五福末広町)が「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)」に改称.
1月6日
■JRグループ旅客6社 年末年始期間の輸送概況を発表
1月7日
■政府 1都3県に緊急事態宣言を再発出 対象地域は東京都,埼玉県,千葉県,神奈川県で,期間は1月8日から2月7日までとした(期間は2月2日にさらに3月7日まで延長).○
■国土交通省 終電繰上げ前倒し要請 1都3県への緊急事態宣言発出を受けて,首都圏の鉄道事業者が2021(令和3)年3月改正から実施予定の終電繰上げについて,前倒しの検討要請を大臣から省幹部へと指示した.
■阿佐海岸鉄道 阿佐東線(阿波海南─甲浦間)のDMV運転開始を4カ月延期することを発表 2020年12月18日に国土交通省が開催した「第2回技術評価検討会」で,性能試験で実施すべき検討項目が確定したため,事業費や全体スケジュールを精査したところ,車両,駅舎改築,運転保安システム面でのさらなる安全対策や試験項目の充実が必要となったこと,また,コロナ禍で関係機関との協議ができない時期があったことも影響し,全線運休期間とバス代行輸送期間を4カ月程度延長することにした.
1月8日
■近畿日本鉄道 2月13日に「ひのとり」の追加投入を発表 2020年に投入した「ひのとり」6両2本に続いて,8両1編成を増備して同日から運転を開始する.この増備に伴い,大阪難波および近鉄名古屋駅毎時0分発の列車と土休日の停車駅の少ない名阪特急はすべて「ひのとり」で運転が行われる.
1月9日
■JR北海道 特急「ライラック旭山動物園号」(札幌─旭川間)における2021年冬シーズンの運転を開始 「ライラック5,38号」の1号車を旭山動物園をイメージした記念撮影空間に模様替えして運転を行う.
1月13日
■政府 緊急事態宣言を7府県に追加 追加となるのは,栃木県,愛知県,三重県,京都府,大阪府,兵庫県,福岡県.
1月14日
■JR東海 315系電車のエクステリアデザインを発表
1月15日
■JR西日本 2月1日から新幹線・在来線特急の一部定期列車の運転取り止めを発表
■JR九州 久大線を3月1日に全線運転再開を発表 2020(令和2)年7月の豪雨災害から不通となっている同線豊後森─庄内間(41.3km)について,2月13日始発から由布院─庄内間(15.4km),3月1日始発から残る豊後森─由布院間(25.9km)の運転を再開する.
■国土交通省 ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸を許可 2022(令和4)年度に本格着工し,2024年春の開業を目指す.延伸区間は現在の終着駅である阿字ヶ浦から国営ひたち海浜公園西口付近まで3.1kmの新線を建設し,同公園のアクセス多様化による周辺道路の混雑緩和や新たな終端駅に交通ターミナルなどの機能を整備して,交流人口の拡大,地域活性化につなげる.また,阿字ヶ浦から約0.6kmの地点にも新駅を設置する.
1月16日
■JR北海道・JR東日本・JR西日本 北海道・東北・上越・北陸新幹線と在来線特急などの車内サービスを当面中止 グランクラスはすべて発売を見合わせるほか,アテンダントによる飲料・軽食サービスを提供する「はやぶさ」「やまびこ」「かがやき」「はくたか」はグランクラスの営業を取り止める.
1月18日
■JR東海・JR西日本 東海道・山陽新幹線臨時列車の運転を2月28日まで取り止め
1月19日
■JR東日本 新型電気式気動車GV-E197系(6両編成)と新型交直流電車E493系(2両編成)の投入を発表
1月20日
■JR東日本 首都圏11線区における終電付近の一部列車を運転取り止め 対象線区は,山手線,京浜東北・根岸線,中央線(快速),中央・総武緩行線,東海道線,横須賀線,常磐線(快速),埼京線,川越線(大宮─川越間),京葉線,武蔵野線で,全体では42本(土休日は40本)を運休し,回送列車として運転を行う.代行輸送などは実施しない.
■首都圏の公民鉄 終電時刻を繰り上げ 繰り上げを実施する鉄道事業者は東武鉄道,西武鉄道,京王電鉄,小田急電鉄,東急電鉄,京浜急行電鉄,東京地下鉄,相模鉄道,東京都交通局,首都圏新都市鉄道,東京臨海高速鉄道,ゆりかもめ,多摩都市モノレール,北総鉄道,横浜高速鉄道など.
■京阪電気鉄道3000系プレミアムカーを報道公開
■国土交通省 JR東日本へ羽田空港アクセス線の事業許可
■JR東海 2022〜2023年度にHC85系量産車64両の新製を発表
1月22日
■JR旅客グループ6社 3月1日から6月30日の春期間における臨時列車の概要を発表
■JR東日本・JR東海「ムーンライトながら」(東京─大垣間)の運転終了を発表
1月29日
■京阪電気鉄道 5000系5扉での運用を終了.
1月31日
■京阪電気鉄道 ダイヤ変更 ○JR東海 関西線蟹江駅の新橋上駅舎と南北自由通路の使用開始
●令和元年台風19号などに伴う運休区間(2月9日時点)
〇JR東日本水郡線 袋田─常陸大子間 橋梁流出のため.
〇上田電鉄別所線 上田─城下間 橋梁落下のため.
●令和2年7月豪雨災害に伴う運休区間(2月9日時点)
〇JR九州肥薩線 八代─吉松間 橋梁流出(球磨川第1橋梁と球磨川第2橋梁)と線路冠水のため.
〇JR九州久大本線 豊後森─庄内間 野上川第2橋梁流出と複数箇所にて盛土の流出のため.
〇叡山電鉄鞍馬線 市原─鞍馬間 倒木と土砂流入のため.
〇くま川鉄道湯前線全線 線路冠水と橋梁流出(球磨川第4橋梁)に加えて土砂流入のため.

page top